ファーガソン氏(左)がポチェッティーノ監督(右)率いるPSGのホテル訪問(写真は2013年) [写真]=Getty Images 1986年から2013年にかけてマンチェスター・Uを指揮したアレックス・ファーガソン氏が、パリ・サンジェルマン(PSG)が滞在するホテルに姿を見せた。同日、イギリス紙『マンチェスター・イヴニング・ニュース(MEN)』 が報じた。
PSGは4月28日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグで、マンチェスター・Cに1−2の敗北を喫した。逆転での決勝進出に向けて、現在はマンチェスターの5つ星ホテル『ザ・ローリー・ホテル』に滞在している。そんななか、試合当日の現地時間4日朝、マンチェスター・Cのライバルクラブを長年率いたファーガソン氏が同ホテルで目撃された。
Sir Alex Ferguson visits PSG team hotel on morning of Man City clash 🤨 #mcfc #UCL https://t.co/zRzYv9GNKW— Manchester City News (@ManCityMEN) May 4, 2021
ファーガソン氏がホテルを訪れた理由は不明。『MEN』によると、ホテルは現在PSGのチームのみが宿泊しており、新型コロナウイルス対策のため他の宿泊客はいないという。
同紙は「1999年にこの大会で最も有名な逆転劇を演出した(※1998−99シーズンのCL決勝、バイエルンに後半アディショナルタイムの2得点で逆転勝利。通称「カンプノウの奇跡」)ファーガソン氏がホテルを訪れたことから、彼らには秘密兵器があるかもしれない」と、名将が逆転突破の“秘策”をPSGに授けた可能性を指摘している。
ファーガソン氏は以前から、PSGを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督を高く評価していることで知られる。ポチェッティーノ監督がトッテナムを率いていた2016年には、ロンドンのレストランでランチをともにしたことでも話題を呼んだ。