公明、都議選へ焦り=首都決戦、コロナで準備進まず

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2021年05月05日 08:01  時事通信社

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写真菅義偉首相との会談後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表(中央)=4月30日、首相官邸
菅義偉首相との会談後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表(中央)=4月30日、首相官邸
 公明党が首都決戦となる東京都議選(7月4日投開票)へ焦りを募らせている。新型コロナウイルスの影響で活動が制約され、準備が思うように進まない。連携相手を小池百合子都知事が率いてきた地域政党「都民ファーストの会」から自民党に代えて全員当選を目指すが、苦戦も予想される。

 「今後の選挙、自民、公明でしっかり協力して臨んでいきましょう」。公明党の山口那津男代表は4月30日、首相官邸で菅義偉首相と会談した際、次期衆院選や都議選を念頭にこう呼び掛けた。

 2017年の前回都議選で公明党は、自民党とたもとを分かって小池氏と連携。都民ファとの協力を前面に押し出し、候補者全員の当選につなげた。

 ただ、この後、都議会最大会派となった都民ファとの関係は徐々に悪化。政策調整などがうまくいかなかったためで、公明党の支持者からは自民党との「復縁」を求める声が上がった。

 潮目が変わったのは昨年7月の都議補選だ。同日選となった都知事選で小池氏を実質的に支援しつつ、補選では都民ファと対立する自民党の候補を支援した。公明党関係者は「当初と比べ、小池氏と都民ファの距離が開いている」と指摘。「使い分け」とも映るこうした対応はあり得ると解説する。

 自民党東京都連と公明党都本部は3月26日の共同記者会見で、都議選での選挙協力を発表。山口代表は4月27日の記者会見で「自公の選挙協力の効果が最大限出るよう対応したい」と語り、全員当選に意欲を示した。

 もっとも、楽観はできない。コロナ禍で動きにくいのは各党とも共通しているとはいえ、公明党の強みである強固な組織力を生かせず、支持者を固め切れていないとされる。現場レベルでは自民党側に前回の「離反」へのしこりも残っており、党内には「かつてない厳しい状況」(幹部)との認識が広がる。

 小池氏の都議選へ臨むスタンスが見えていないことも不安材料だ。前回のように「小池旋風」が吹き荒れれば苦戦は避けられない。政府のコロナ対応への批判が飛び火する可能性もある。

 東京は山口代表のお膝元で、7回連続で全員当選を果たしてきた。公明党関係者は「一つでも落とせば、代表の責任問題になりかねない」と危機感を示した。 

このニュースに関するつぶやき

  • 創価学会員だった時に選挙はこれまでにその友人の為に何をしたかのの結果であり選挙の時だけ連絡するのはおかしいと言ったら文句を言われた事がある。今でも僕が正しいと思っている。
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  • チャイナ強硬派の議員に対しては表向きは応援するふりをしておいて、ちゃっかり民主党に投票している。これが公明党創価学会だよ。
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