中国念頭、相次ぎ2プラス2=抑止力強化へ連携拡大

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2021年05月05日 08:01  時事通信社

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写真日独外務・防衛担当閣僚会合=2021年4月13日、東京・外務省(EPA時事)
日独外務・防衛担当閣僚会合=2021年4月13日、東京・外務省(EPA時事)
 日本政府が、同盟国である米国や友好国との外務・防衛担当閣僚による安全保障協議「2プラス2」を相次いで開催している。4月にはドイツとの間で初めて開き、同種の枠組みは8カ国を数えた。東・南シナ海で軍事的な威圧行為を繰り返す中国を念頭に、抑止力を高めるため各国と連携を拡大する狙いだ。

 今年に入り、政府は2月3日に英国とテレビ会議形式で2プラス2を行ったのを手始めに、3月には米国、インドネシアと開催。4月のドイツで、早くも4カ国目となった。米国とは年内の再協議も確認している。防衛省幹部は「こんなに頻繁に行われるのは初めてだ」と話す。

 背景にあるのは、軍事面での台頭著しい中国への強い警戒感だ。いずれの協議でも、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力で一致、中国の覇権主義的な行動をけん制した。とりわけ日米2プラス2は共同文書で中国を名指しし、海警局の武器使用権限を明確にした海警法施行に「深刻な懸念」を明記した。

 相次ぐ2プラス2開催について、外務省幹部は「外交を行う上で軍事の要素を増やす必要が出ている。外相だけでは安全保障を議論し尽くせず、防衛相を入れて話している」と説明する。

 実際、ドイツとの協議では、今夏にドイツ軍がフリゲート艦をインド太平洋に派遣する際、自衛隊と共同訓練を行う調整を進めることで一致した。日本は、欧州各国が遠く離れたインド太平洋地域への関与を強めることを期待している。欧州側も香港や新疆ウイグル自治区での人権侵害に懸念を深めており、ここへきて中国に対する警戒感を共有し始めているようだ。

 政府はインドとの連携強化にも注力している。4月24日に予定していた2プラス2は、同国の新型コロナウイルス感染拡大で延期を余儀なくされたが、改めて日程を調整する。茂木敏充外相は同23日の衆院外務委員会で「安全保障、防衛協力の深化を含め、率直な議論を行いたい」と、早期開催に意欲を示した。 

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  • 中国さんがやってる「臓器狩り」は、健康な若い人の後頭部を痛打して、脳死状態にしてから、臓器を取り出すらしい( `ー´)ノ憲法改正せな、やばいんよね。
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