ファミコン版『タッチ』は“原作崩壊”の謎ゲーム? 漫画から派生した”迷作”ゲーム4選

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2021年05月05日 19:21  リアルサウンド

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 「リアルサウンド ブック」では過日、「漫画から派生した迷作ゲーム4選」を公開。ゲームオーバーの理由が謎すぎる『美味しんぼ』、操作性の悪さで不評だった『メジャー』、なぜか野球ゲームとなった『ONE PIECE』、難しさが賛否両論の『ファミコンジャンプ』を取り上げ、様々な反応があった。


 漫画から派生した迷作ゲームは、まだまだ存在する。今回も「迷作」か「名作」なのか評価の分かれている漫画発祥ゲームを検証してみたい


『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』

 あだち充原作の大人気野球漫画『タッチ』のファミコンゲーム、『CITY ADVENTURE タッチ MYSTERY OF TRIANGLE』だ。


 漫画は上杉達也・和也の兄弟と幼馴染の浅倉南が野球を通じて繰り広げる恋愛ストーリーで、アニメ化されたこともあり、野球漫画史上屈指の人気を持つ。


 ところがこのゲームは物語の柱である「野球と恋愛」が全く反映されず、単純に出てくる敵を野球のボールなどで倒していくアクションゲームとなっている。


 一部には「これはこれで面白い」「独自の世界観がある」という声もあったのだが、「タッチとして売り出す必要があったのか」「原作が崩壊している」と疑問視する声も根強い。


『プロゴルファー猿』

 藤子不二雄A原作の人気漫画『プロゴルファー猿』。2008年にWiiでゲーム化された。


 画面やグラフィックの美しさ、そして主人公・猿谷猿丸の必殺ショットを体験できることから、漫画やアニメで作品を親しんだ世代を中心に注目されるも、原作に沿ったストーリーモードがない、使えるキャラクターが6人しかいないなど、その内容にがっかりしたファンが多かった。


 さらに肝心のゴルフについてもショット可能な地点が数箇所に限定されているため、6パターン程度しか打てない仕様になっている。発売前は人気作品のゲーム化だけに話題になったが、残念ながら厳しい評価を受けてしまった。


『六三四の剣 ただいま修行中』

 村上もとか原作の漫画、『六三四の剣』。剣道を題材とした作品で、迫力ある描写が人気となり、アニメ化もされている。


 そんな六三四の剣は、ファミリーコンピューター全盛の1986年にゲーム化。主人公の夏木六三四が武者修行で己を鍛え、その後、剣道の試合で勝ち抜きを目指していくというストーリーだった。


 修行編は当時主流だった横スクロールのアクションゲームで、向かってくる敵を六三四が竹刀で倒しながらアイテムを集めるというもの。これは全く原作と関係ないうえに難易度が高いため、賛否両論に。


 一方で修行後に行われる試合は、対戦格闘ゲームの元祖とも言うべき形式で、1対1で剣道を楽しむことができる。


『ドラえもん』

 言わずとしれた国民的漫画、『ドラえもん』も1986年にファミリーコンピュターでゲーム化された。


 内容はシューティングゲームで、ドラえもんが3つのワールドを舞台に敵を倒しながら進んでいく。軽快なBGMと敵を次々と倒していく爽快感。グラフィックもファミコンにしては美しく、斬新だった2コンにつけられたマイクを使った裏技も存在し、評価する声も。


 しかし、プレーした人からは「難しすぎる」「ドラえもんにする必要があったのか」「ドラえもんが敵を倒す、死んじゃうのは嫌」などの指摘もある。ファミコンゲームは総じてプレイヤーに優しくない作品が多かったことを考えると、「名作」の部類に入るのかもしれない。


迷作を楽しんで日々を過ごすのもアリ?

 「迷作」と言われるゲームでも、改めてプレーしてみると、新たな発見や楽しみ方がある。場合によっては「名作」と感じることもできるはず。漫画を読んだうえで、その作品を舞台としたゲームを楽しんでみてはいかがだろう。


このニュースに関するつぶやき

  • もともとゲームという文脈を踏まえず漫画として成立することだけを目指して作られた作品なんだから、そりゃあゲームにしたら大変なことになりましょう。
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  • ドラえもんは同級生に借りてプレイしました。海底編、難しい
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