ヨーロッパリーグ(EL)・準決勝セカンドレグが6日に行われ、アーセナルとビジャレアルが対戦した。
ファーストレグは先に退場者を出したアーセナルが2−1と敗戦。1点のアウェイゴールを手に決勝進出を狙う。
アウェイのビジャレアルは6分、サムエル・チュクウェゼのシュートはGKベルント・レノに阻まれゴールとはならない。23分にはダニエル・パレホのFKがわずか上に外れる。
アーセナルは26分、セットプレーからエリア内で浮き球のパスを繋げると最後はピエール・エメリク・オーバメヤンがボレーシュート。しかしボールはゴールポストを叩きネットを揺らすには至らない。
スコアレスで前半を終えたアーセナルは50分、エミール・スミス・ロウがエリア内でボールをコントロールしてゴールを狙うが上に外れる。
対するビジャレアルは53分、パコ・アルカセルとジェラール・モレノが二人で深い位置まで攻め込んで最後はモレノがシュートを放つ。しかしシュートはGKの正面に飛びゴールは生まれない。
攻め手に欠くアーセナルは66分にガブリエル・マルティネッリを投入。73分にはロブ・ホールディングがヘディングシュートを狙うが枠を捕えられない。さらに78分にはオーバメヤンのヘディングがポスト内側に当たるもGKがなんとか掻き出してこれもゴールにはならず。
試合はそのまま終了し、1点が遠かったアーセナルは2試合合計1−2で敗れ準決勝敗退が決まった。一方のビジャレアルはクラブ史上初のタイトルに向けてあと1試合を残すのみとなった。
【スコア】
アーセナル 0−0(2試合合計:1−2) ビジャレアル