NHKマイルCの過去の激走馬を徹底分析。高配当を呼ぶ4頭に行き着いた

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2021年05月07日 06:21  webスポルティーバ

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 3歳馬の「マイル王」を決めるGINHKマイルC(東京・芝1600m)が5月9日に行なわれる。

 このレースは春のGIの中でも、とりわけ波乱の多いレースと言っていいだろう。過去の10年の結果を振り返ってみても、3連単の配当が10万円を超えた年が7回もある。

 なかでも、2013年は10番人気のマイネルホウオウが大金星を挙げて、6番人気のインパルスヒーローが2着、8番人気のフラムドグロワールが3着に入って、3連単は123万5600円という超高配当をつけた。

 ここ最近も、2019年には14番人気のケイデンスコールが2着と激走し、2020年にも9番人気のラウダシオンが勝利するなどして、高配当を生み出している。

 ならば、このレースにおいては"荒れる"と踏んで、馬券勝負に徹してみるのも悪くない。ということで、過去の10年の結果を参考にして、今年のレースでオイシイ配当をもたらしてくれそうな"穴馬"を探し出してみたい。

 まず、面白い存在と言えるのが、GIII新潟2歳S(新潟・芝1600m)の勝ち馬である。

 NHKマイルCの舞台となる東京競馬場と同様、左回りで、しかも直線の長い新潟競馬場で行なわれていることもあってか、同レースで結果を残した馬がしばしばNHKマイルCでも上位争いを演じている。

 例えば、2015年の3着馬ミュゼスルタン(2番人気)、2016年の2着馬ロードクエスト(2番人気)、先にも触れた2019年の2着馬ケイデンスコール(14番人気)らがそうだ。

 そして、今年も新潟2歳Sの勝ち馬がいる。ショックアクション(牡3歳)である。

 新潟2歳Sを制したあと、同馬は2戦続けて惨敗を喫している。そこからの一変はなかなか厳しいように感じられるが、過去の例として挙げた3頭も、新潟2歳Sのあとに苦杯をなめたりしながらも、NHKマイルCで巻き返しを遂げている。

 そういう意味では、ショックアクションの復活があっても何ら不思議ではない。今回は人気急落必至。馬券的な妙味は増しているだけに、超高配当を狙うのであれば、押さえておきたい1頭だ。

 次に注目したいのは、ステップレースの2着馬である。

 NHKマイルCの主なステップレースは、GIIIファルコンS(中京・芝1400m)、GIIIアーリントンC(阪神・芝1600m)、GIIニュージーランドトロフィー(中山・芝1600m)となるが、実は近年、そうしたレースの2着馬が立て続けに好走しているのだ。

 いい例となるのは、2018年に6番人気で勝利したケイアイノーテック(前走ニュージーランドトロフィー2着)、2019年に7番人気で3着と善戦したカテドラル(前走アーリントンC2着)、2020年に9番人気で戴冠を遂げたラウダシオン(前走ファルコンS2着)に、6番人気で3着と健闘したギルデッドミラー(前走アーリントンC2着)らがそうだ。

 どの馬も人気薄での激走ゆえ、今年もこのタイプは大いに狙い目となる。候補となるのは、前走ファルコンS2着のグレナディアガーズ(牡3歳)、前走ニュージーランドトロフィー2着のタイムトゥヘヴン(牡3歳)、前走アーリントンC2着のリッケンバッカー(牡3歳)だ。

 このうち、GI朝日杯フューチュリティS(12月20日/阪神・芝1600m)の覇者であるグレナディアガーズは人気が予想されるため、穴馬候補としては推しづらい。




 そこで、タイムトゥヘヴンリッケンバッカーをここではオススメしたい。いずれも伏兵の域を出ないが、実力馬相手に好勝負を演じており、地力があるのは確か。一発の可能性も十分に秘めている。

 最後にピックアップしたいのは、前走で重賞やオープン特別を制していながら、人気薄だった馬。こうした馬も過去に何度か波乱を起こしている。

 2013年に6番人気で2着と奮闘したインパルスヒーロー、2014年に17番人気で2着に突っ込んできたタガノブルグ、2015年に4番人気で2着に入ったアルビアーノらがそう。

 インパルスヒーローは、前走でファルコンSを制覇。タガノブルグは前走でオープン特別の橘S(京都・芝1400m)を、アルビアーノは前走でGIIIフラワーC(中山・芝1800m)を勝っている。

 今回、このパターンに当てはまるのは3頭いる。リステッド競走のアネモネS(3月14日/中山・芝1600m)を快勝して臨むアナザーリリック(牝3歳)に、アーリントンC(4月17日)を勝利してきたホウオウアマゾン(牡3歳)、そしてファルコンS(3月20日)を勝って挑むルークズネスト(牡3歳)である。

 3頭とも甲乙つけがたく、できることなら、どの馬も押さえておきたい。それでも、1頭に絞るのであれば、アナザーリリックだ。

 というのも、例に挙げた過去の3頭は皆、関東所属のジョッキーが騎乗していたからだ。2015年のアルビアーノの手綱をとった柴山雄一騎手も、その後に関西所属となったが、当時は関東所属だった。

 そして今回、アナザーリリックは関東所属の津村明秀騎手が騎乗。さらに、豪快な差し切り勝ちを決めたアネモネSの勝ちっぷりからしても、ここで勝ち負けを演じてもおかしくない。

 この春のGIは、高松宮記念から先週の天皇賞・春まで、堅い決着と波乱の決着が交互で来ている。順番からすれば、今回は波乱の決着となるが、はたして......。

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