イングランド4部のレイトン・オリエントは、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインと2021−22シーズンの胸スポンサー契約を結んだことを発表した。
現在27歳のケインは、レイトン・オリエントの本拠地『ブリズベーン・ロード』からほど近いロンドン北東部ウォルサムストウで生まれ育った。2011年1月から同5月にかけて、当時17歳のケインはトッテナムからレイトン・オリエント(当時3部)へと期限付き移籍。O’s(クラブの愛称)でプロデビューを飾り、3部リーグ・ワンで18試合に出場して5得点を挙げた。
ケインは2020−21シーズン、新型コロナウイルスの影響で経済的に大きな打撃を受けたレイトン・オリエントに“恩返し”するため、同クラブと胸スポンサー契約を締結した。ホーム、アウェイ、サードのユニフォームで異なるスポンサーロゴを採用し、ホームには「新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者への感謝のメッセージ」、アウェイとサードには異なる慈善団体のロゴが入っていた。
ケインとレイトン・オリエントは、2021−22シーズンも胸スポンサー契約を締結。来季も3つのユニフォームでそれぞれ異なるチャリティー団体のロゴが入る予定だという。
ホームユニフォームには、「Royal British Legion Industries(英国在郷軍人産業)」が運営する『Tommy Club』のロゴが胸に掲載される。「英国で最も弱い立場にある退役軍人を支援するための新しくエキサイティングな方法である『Tommy Club』を通じて集められた資金は、退役軍人が身体的・精神的な障害による困難を克服し、自立するために必要な福祉支援や雇用機会を提供する。
ユニフォームの売り上げの10パーセントは、チャリティに寄付される。2021−22シーズンのホームユニフォームは、レイトン・オリエントの公式オンラインストアでプレオーダー受付が始まっている。
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