DellがAPEXのラインアップを発表 グローバルサービスの立ち上げ速度は変わるか

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2021年05月07日 21:22  ITmediaエンタープライズ

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写真「Dell Technologies World 2021」で講演するCEOのMichael Dell氏
「Dell Technologies World 2021」で講演するCEOのMichael Dell氏

 Dell Technologies(移行、Dell)はITの活用を「as a Service」型で提供する「APEX」という取り組みを進めている。APEXは2020年10月に開催された同社グローバルイベント「Dell Technologies World」で発表した新しいサービス提供コンセプトだ。さまざまなサービスがクラウドで提供される中、従来、オンプレミスで所有してきたITインブラの運用や管理もサービスの一環として提供する。



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 2021年5月5日(現地時間)、Dellは「Dell Technologies World 2021」において「APEXポートフォリオ」を発表した。昨秋コンセプトとして示されたAPEXがいよいよ具体的なサービス体系としてまとめられ、具体的な提供方法が示された形だ。



●Dellが提供する「APEXポートフォリオ」の中身は



 APEXは物理的なITインフラストラクチャのデプロイ、管理、維持、サービスなどにかかる時間と複雑さを低減するためのサービス。新しいインフラストラクチャの構築と管理、新しいプロジェクトやアプリケーション開発の立ち上げ、組織の変化するニーズへの対応などを、Dellが一貫したサービスとして提供するとともに、単一のコンソールからアクセスできるという特徴がある。



 Dellが発表した主なサービスは次の通りだ。



APEX Data Storage Services サービスとしてストレージを提供する。オンプレミス、顧客拠点、コロケーション施設にデプロイしたサービスを利用でき、契約期間は1年単位または3年単位。容量は50TBから選択可能で、あとからの拡張も可能だ。必要なときに必要な場所に導入可能で、パブリッククラウドでは類を見ない高いパフォーマンスを実現する



APEX Cloud Services パブリッククラウド、プライベートクラウド、エッジで一貫したクラウドエクスペリエンスを実現する。コンピュータ、ストレージ、ネットワーク、リソースを統合したプラットフォームとして提供する。ハイブリッドクラウドの管理の手間を低減でき、運用を効率化できる



APEX Custom Solutions Dellのサーバ、ストレージ、データ保護、ハイパーコンバージドインフラストラクチャなどをサービスとして提供し、データセンター管理を簡素化する



APEX Console APEXライフサイクル全体を管理するためのコンソール。APEXサービスの特定と購入、APEXサービスの利用状況や支出を一元的に管理できる



 Dellは、グローバルにデジタルインフラストラクチャを展開するEquinixと協力し、Equinixのデータセンターを通じてAPEXサービスを提供する体制も整えた。グローバル規模のサービス立ち上げにおける環境構築の工数削減やサービス伸縮の自由度を高める狙いがあるとみられる。



 Dellは同社が提供する製品をサービスとして提供する取り組みを強化している。APEXはそうした同社の取り組みを体現するサービスであり、今後も強化される見込みだ。


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