ロッチ・コカド、オードリーと同じ時期に売れ始めたのに あまりの格差に「どこでこうなったんか」

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2021年05月08日 15:21  Techinsight Japan

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一度もMCの経験がないことに焦るコカドケンタロウ
お笑いコンビ・ロッチのコカドケンタロウ(42)が、ツイッターで「興奮しすぎて途中の記憶がない」というほど熱く語った5日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京)。「40歳までにロッチの冠番組を持つこと」がコカドの目標だったが、地方のテレビ局を含めても一度も経験がない。一方で売れ出した時期がほぼ同じのオードリーは今や複数の冠番組を持っているため、コカドは「どのタイミングで、誰がオードリーをMCに引っ張り上げたのか?」と不思議でならないという。

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2009年頃から『爆笑レッドシアター』『笑っていいとも!』のレギュラー出演で人気を博したロッチと、2008年に『ぐるぐるナインティナイン』の特番「おもしろ荘へいらっしゃい!」に出演して話題になり、同年開催の『M-1グランプリ』で準優勝を果たすと翌年に大ブレイクしたオードリー。オードリーも2009年から『笑っていいとも!』にレギュラー入りし、この2組は同じようなタイミングで世に出てきたのだ。

だがオードリーは、2011年に中京テレビで民放地上波テレビ番組として初のMCを担当する。これを皮切りに在京キー局でのテレビ番組のMCに次々と抜擢され、2014年の『とんぱちオードリー』で民放地上波で初めて冠番組を持つこととなった。一方のロッチはこれまで単独でMCを任されたことはなく、もちろん冠番組も持ったこともないのだ。

『あちこちオードリー』で「オードリーに聞きたかった。出てきたのはほぼ同じなのに、どこでこうなったんか」と熱っぽく語ったコカドケンタロウ。いつも飄々としているイメージの彼が、ここまで言うのは珍しい。コカドが最も不思議なのは、この10年あまり一度もロッチに「MCを任せたい」というプロデューサーが現れなかったことだ。「ロッチ」の名を広めるために、相方・中岡創一(43)のキャラを立たせようと長髪を勧め、ドッキリの落とし穴に落ちた時のメガネのずらし方までコカドは考えた。中岡の面白さが世に知れ渡ると人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)の準レギュラーが決まり、子ども達への認知度もぐんと上がった。それでも「今度の番組のMCはロッチに」という声がどこからも聞こえてこない。「一回くらい、ロッチにチャンスをくれても良かったのに!」「もう42歳になってん!」とさらに感情的になったコカドは、「今、ギリギリやねん! ロッチ」と叫んだ。


そんなヒートアップするコカドに、若林正恭(42)が「真面目なこと言って良いですか?」と問いかけた。バラエティ番組のひな壇やロケでオードリーは必ずしも活躍していたわけではないが、「MCをやってくれませんか?」と依頼してきたプロデューサーの何人かはラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のリスナーだったという。学生時代に同ラジオ番組のファンだったプロデューサーが、「オードリーといつか一緒に仕事をしたい」と思っていたそうだ。こうして2013年頃から新しいレギュラー番組はほぼMC担当となり、2017年頃からは毎年のように新しい冠番組がスタートするようになったのだ。

現在は第7世代と呼ばれる若手の芸人コンビが、深夜のバラエティ番組のMCにこぞって起用されている。ここからゴールデンタイムに引き上げられる番組や、彼らが新たな冠番組を持つ可能性がある。ロッチは第7世代と争うことになるが、『あちこちオードリー』にロッチと同じくゲスト出演した若槻千夏は、過去の共演経験からコカドの若い女性ゲストから話を聞き出すトーク力を高く評価していた。コカドの冠番組に対する熱い思いが、番組プロデューサーの目にとまることを祈るばかりである。

画像3枚目は『【公式】ロッチ マネージャー 2021年1月27日付Instagram「「銀座ロッチ」DVD発売!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
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