レアル・マドリードに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがまたしても負傷した。8日、クラブが公式サイトで発表した。
5日に行われた、チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグのチェルシー戦で復帰を果たしたS・ラモスだったが、今度は別の問題が発生。9日に行われるリーガ・エスパニョーラ第35節の古巣セビージャ戦に出場することが出来なくなったようだ。
S・ラモスは8日の練習に参加しておらず、レアル・マドリードは今回の問題についての短い医療報告を発表した。レアル・マドリードのメディカルサービスによる検査の結果、S・ラモスは「左ハムストリングの半膜様筋の腱炎」と診断された。クラブは同選手の復帰時期を明示せず、今後の経過を見守ると伝えている。
また、今夏に契約が切れるS・ラモスだが、契約更新は未だに行われていない。今シーズン末までにこの怪我から復帰できなかった場合、チェルシー戦が彼のクラブでの最後の試合になるとスペイン紙『マルカ』は伝えている。
今シーズンのリーガは近年、稀にみる大混戦の様相を呈しており、ビッグイヤーを失ったレアルにとって、リーガ優勝は垂涎の的だ。しかし、フランス代表DFラファエル・ヴァランに続いて、S・ラモスの負傷は“白い巨人”にとって大きな痛手となる。