バルサとアトレティコの首位攻防戦は痛み分け…両者得点奪えずスコアレスドロー

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2021年05月09日 01:12  サッカーキング

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バルセロナとアトレティコ・マドリードが対戦した [写真]=Getty Images
リーガ・エスパニョーラ第35節が8日に行われ、3位バルセロナと首位アトレティコ・マドリードが対戦した。

 立ち上がりからポジティブな入りを見せたのは、アウェイのアトレティコ・マドリード。3分、トマ・レマルが左サイドからカットインを仕掛けて右足を振り抜いたが、相手GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにキャッチされる。すると13分、そのレマルにアクシデントが発生。左足を押さえてピッチに座り込み、サウール・ニゲスとの交代を強いられた。

 32分にはバルセロナにアクシデントが発生する。直前の空中戦でステファン・サヴィッチのヘディングが顔面に直撃し、鼻血を出していたセルヒオ・ブスケツがプレー続行を断念。イライクス・モリバとの交代でピッチを後にした。

 バルセロナは41分、リオネル・メッシがハーフウェーライン付近から得意のドリブルでペナルティエリアまで侵入。左足でゴール右隅を狙ったが、相手GKヤン・オブラクのセーブに阻まれる。前半はスコアレスで折り返した。

 アトレティコ・マドリードは47分、深い位置で相手のクリアボールを回収した古巣対戦のルイス・スアレスがミドルシュートを試みるが、これは枠を捉えられない。対するバルセロナは66分、ペナルティエリア手前・右寄りの位置で獲得したフリーキックをメッシが担当。ファーサイドを狙うが、相手GKオブラクに防がれる。

 バルセロナは85分、ジョルディ・アルバの浮き球クロスにゴールの目の前でウスマン・デンベレが頭で合わせたが、枠の上へと外れる。90分にはゴールから約20メートル離れた位置でバルセロナがフリーキックを獲得。メッシがゴール左上隅を狙ったが、惜しくも枠を外れた。

 試合はこのまま終了し、両者の勝ち点差「2」は変わらず。優勝を争い、9日に直接対決を控える2位レアル・マドリードと4位セビージャにとっては最も望ましい結果に終わった。

 次節、バルセロナは11日にアウェイでレバンテと、アトレティコ・マドリードは12日にレアル・ソシエダと対戦する。

【スコア】
バルセロナ 0−0 アトレティコ・マドリード

【スターティングメンバー】
バルセロナ(3−5−2)
テア・シュテーゲン;ミンゲサ(46分 アラウホ)、ピケ、ラングレ、デスト(75分 O・デンベレ)、F・デ・ヨング、ブスケツ(32分 モリバ)、ペドリ(75分 S・ロベルト)、アルバ;メッシ、グリーズマン
アトレティコ・マドリード(4−4−2)
オブラク;トリッピアー、サヴィッチ、フェリペ、エルモソ;カラスコ、コケ、M・ジョレンテ、レマル(13分 サウール、67分 J・フェリックス);A・コレア(73分 コンドグビア)、スアレス

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