エメラルド・フェネル監督、妊娠中に撮影した映画でアカデミー賞脚本賞受賞

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2021年05月09日 14:00  ORICON NEWS

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写真映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(7月16日公開)でアカデミー賞脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル監督(左から2人目) (C)2019 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.  
映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(7月16日公開)でアカデミー賞脚本賞を受賞したエメラルド・フェネル監督(左から2人目) (C)2019 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.  
 『第93回アカデミー賞』で監督&脚本賞のダブルノミネートを果たし、脚本賞を見事に受賞したエメラルド・フェネル監督。ノミネート&受賞の対象となった映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』(7月16日公開)は、自身初めて手掛けた長編作品だ。アカデミー賞監督賞にイギリス人女性が候補となったのは史上初でもあった。授賞式で監督は「オスカー像ってこんなに大きくて冷たいものなのね!」と茶目っ気たっぷりの反応を見せ、想定外のスピーチに「何も用意してなかったわ!」と大慌て。その様子は見ている者を笑顔にさせ、受賞の喜びを露わにした。

【画像】主人公の感情の移ろいが読み取れる場面写真

 そのスピーチでは、こみ上げてくる感情で泣きそうになるのをがまんしながら、スタッフやキャスト、そして家族への感謝を伝えたフェネル監督。本作については「世界最高のスタッフが23日間で作りました。才能と愛情とユーモアを結集させました」と語り、「撮影終了の数週間後まで誕生を待ってくれた息子。本当に助かったわ」と、身重のからだで撮影していたことも明かしていた。

 今回のアカデミー賞では5部門にノミネート(作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞)された本作は、ロマンティック・コメディと復讐劇を融合させた独創的なストーリー。主人公キャシーを演じたキャリー・マリガンも、批評家たちから「キャリア最高の演技」と絶賛を浴びた。

 ジャンルレスな本作は、多くの観客の共感を獲得しつつ、激しい論争を巻き起こしている。その理由は、女VS男という対立構造の中でどちらかを断罪して終わるのではなく、社会に蔓延るジェンダーバイアスを浮き彫りにしているから。彼女の落とし前の矛先は“ナイスガイ”だけに留まらず、“同調圧力オンナ&女だからとわきまえる女”へも向けられ、痛烈に批判する。好きか嫌いかを超えたその先に、私たちが何を見出すのか。

 今回、場面写真が3点解禁された。(1)ある事件によって医大を中退しカフェで働き平凡な日々を送っているキャシー。(2)大学時代のクラスメートのボー・バーナム演じるライアンと再会し、これまで封じ込めていたポジティブな感情が芽生えているかに見えるキャシー。(3)仁王立ちでバールを右手に道路に立ち尽くしているキャシー。その様子はどこか哀し気に映り、心の葛藤と向き合うような印象も感じさせる。キャシーの揺れ動く心情、ライアンとの関係性や復讐劇の展開やいかに。

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