エンゼルス、猛反撃及ばず大乱戦に敗れる 大谷翔平は5打数1安打1三振

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2021年05月09日 14:22  ベースボールキング

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7回の第4打席、二ゴロ失策で出塁するエンゼルス・大谷翔平
● エンゼルス 11 − 14 ドジャース ○
<現地時間5月8日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(26)が8日(日本時間9日)、本拠地でのドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場。5打数1安打1三振で打率.275となった。エンゼルスは終盤に猛反撃を見せるも序盤の大量失点が重く敗戦。借金は再び「4」となった。

 ドジャースの先発は3度のサイ・ヤング賞受賞を誇るエース左腕・カーショー。大谷は初回、カウント1−2と追い込まれたあとの4球目スライダーにバットを合わせたが、センター方向へ打ち返した打球は二塁ベース横にシフトを敷いていた三塁手・ターナーに軽快に処理され、第1打席は三ゴロに倒れた。8点ビハインドで迎えた4回の第2打席は無死一塁の場面で空振り三振。追い込まれたあとの89.9マイル(約145キロ)の直球にバットが空を切り、カーショーとの対戦は2打数無安打1三振に終わった。

 それでも13点ビハインドで迎えた6回、一死二塁の好機で2番手右腕・サンタナから右前打をマーク。3試合連続安打で一挙4得点の足掛かりを作った。10点を追う7回は二死無走者の場面で3番手右腕・ホワイトと対戦し二ゴロ失策で出塁。ここからエンゼルス打線がつながり、一挙7点のビッグイニングとした。

 3点差で迎えた8回の第5打席は、一死無走者で5番手左腕・ゴンザレスと対戦し二ゴロ。この日は5打数1安打、1三振2得点の成績で打率は.275となった。

 エンゼルスは終盤に猛反撃を見せるも、5回までに大量13点を失い大逆転勝利とはならず。前半で多くの主力をベンチに下げたドジャースは何とか逃げ切り、5回2安打無失点のカーショーは今季5勝目(3敗)をマークした。

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