元ドイツ代表MFゲントナー、今夏でウニオンを退団へ…最年長でチーム牽引

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2021年05月10日 00:56  サッカーキング

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ウニオン・ベルリンの35歳MFクリスティアン・ゲントナー [写真]=Getty Images
ウニオン・ベルリンは9日、同クラブに所属する元ドイツ代表MFクリスティアン・ゲントナーが、契約満了により今季末で退団することを公式サイトで発表した。

 現在35歳のゲントナーは2019年夏にウニオン・ベルリンに加入。1部に昇格したクラブで公式戦34試合に出場し、11位フィニッシュと残留に貢献した。今季はふくらはぎの負傷の影響もあり、ここまで公式戦21試合の出場にとどまっているが、現時点で8位と昨季よりも躍進を続けるクラブを支えている。同選手はクラブ公式サイトを通じ、以下のように別れを告げた。

「僕は最初からベルリンに馴染んでいたし、ここでも自分の居場所を見つけました。スポーツ面でも大きな成功を収めたこの2年間はいつまでも忘れないでしょう。しかし、家族と一緒に、夏には新しい道を歩むことにしました。シーズン終了まではウニオンのユニフォームを着て最後の試合を楽しみ、最高の形でこの素晴らしいシーズンを締めくくることが大切だと思っています」

 同クラブのオリヴァー・ルーネルトSD(スポーツディレクター)はゲントナーについて以下のようにコメントした。

「彼はこの2年間、チームの発展に重要な役割を果たしてきました。ピッチの内外を問わず、彼はプロフェッショナリズム、コミットメント、性格的に模範となる人物です。我々はこの共同決定を尊重し、彼の最善を祈ります。また、当初は多くの人が懐疑的であったにもかかわらず、勇気を持ってウニオンと一緒にこの道を歩んでくれたクリスティアンと彼の家族に感謝します」

 シュトゥットガルトの下部組織で育ったゲントナーは2005年夏にトップチーム昇格。2006−2007シーズンに同クラブでブンデスリーガ王者に輝くと、ヴォルフスブルクに完全移籍。元日本代表MF長谷部誠(現フランクフルト)らと共闘し、同クラブで2008−2009シーズンにブンデスリーガ制覇を達成した。また、2009年5月にはドイツ代表デビューを果たし、通算5試合に出場を果たした。

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