田中美保が語る「アスリートの妻」と「一児の母」。稲本選手は「父親として100点」

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2021年05月10日 11:21  webスポルティーバ

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 10代からモデルとして第一線で活躍している田中美保さんは、2012年にサッカーの稲本潤一選手と結婚。2015年には稲本選手の移籍に伴い、初めて東京から居を移し、北海道・札幌へ。2019年には第一子を出産した。

「アスリートの妻」そして「一児の母」になったことで、自身にどんな変化があったのか。現在、稲本選手がSC相模原に移籍したことで東京に戻ってきた彼女に親子3人の生活についても話を聞いた。




――2012年に稲本選手とご結婚される際、「スポーツ選手と結婚する」というところで不安はありましたか?

 特になかったですね。ただ、できることはサポートしようと思っていました。移籍もあるのはわかっていたけれど、最初は漠然としていてあまり考えていなかったんです。私自身、生まれも育ちも東京なので、このまま何も変わらないと思っていたし、東京を離れる想像が当時はできていなかったんですよね。

――勝敗がある仕事ですが、「家で仕事の話はしない」など気をつけていることはありますか?

 夫はそういうのを家に持ち込まないタイプなんです。もちろん自分の中で消化不良のことはあると思うんですけど、メンタルが強いんですよね。私も仕事でつらいことがあっても「今日はもうダメだ」とならないタイプなので、あまり考えたこともなかったです。ただ、2016年に前十字じん帯を切った時だけは、自宅で50回くらいため息をついていて、ケガの時のほうがつらそうでした。練習ができないとか、試合に関われなくなってしまうほうが、私もつらかったです。

――その時はサッカーをやめるという話は出なかったんですか?

 考えていなかったと思います。私も引退するなんて思っていなかったですし、「早く治るといいね」って言っていました。私はポジティブというか、悩むことはもちろんありますけど、切り替えるのがうまいほうだと思っています。2人とも深刻になってしまうと、そこから上がるのって大変だと思うので。

――リハビリが大変そうな時期はありましたか?

 ずっと同じことを繰り返しているのはやはり大変だったみたいですね。JISS(スポーツ国立化学センター)に泊まってリハビリしてたんじゃないかな。メンタルは強いですし、どっしりと落ち着いている人なので、しっかりとケガと向き合っていたと思います。




――食事や体重の管理について気をつけていることはありますか?

 夫は私より美意識が高いので、血液検査を受けたり、自分にあったサプリも考えて買っています。あとは『グリーンスプーン』という冷凍の無添加スープとかスムージーを毎月定期購入していて、体にいいものはストックするようにしています。

 夫は朝と夜は体重を計っていて、それによって何を食べようかなと考えて決めていますよ。それでストレスなく好きなものを食べているみたいです。「太った」と言うから何キロか聞くと「1キロ」とかいうので、「1キロって水分だから!」って(笑)。お酒もあまり好きじゃないので、シーズン中はほぼ飲まなくて、飲むのはケガをしていないオフシーズンぐらいですね。

――2015年にコンサドーレ札幌に移籍した時の話を聞かせてください。

 移籍の話をもらった時に私もその場にいて、候補がいくつかある中で「私はどこでもいいよ」って言いました。私の人生で夫と結婚していなかったら、絶対に東京以外に住むことはなかったので、長い人生を考えた時に永住じゃないとすれば、どこでもいいかなって思いました。

――札幌に決めたと聞いた時は最初に何を考えましたか?

「おいしいものが食べられる」だった気がします(笑)。

――実際に4年間札幌に住んでみていかがでしたか?

 最初の2年はすごく楽しかったです。10代のころから休みなく働いてきたので、夫が移籍したことで仕事がセーブできるようになりました。こんなに休むというのが人生で初めての経験だったので、毎日楽しくて。明日を気にせずお酒を飲めるってすごいって思っていました(笑)。  

 新しい土地でいろんなものを発見して楽しかったです。コンサドーレの選手の奥さんたちも仲良くしてくれたんですが、皆さんお子さんがいてお忙しいので、毎日というわけにもいかず、こんなに私は時間があるのに遊ぶ人がいないっていうジレンマがありました。「この状況で東京の友達が北海道にいてくれたら最高なのに」って思っていましたね。

 最後の2年は少し寂しくなってしまって、上京してきた人の気持ちがわかるというか、生まれ育ったところに戻りたい気持ちってこういうことなんだなってわかりました。あとは、ヒマすぎるのは性に合わないってことと、忙しいほうが自分は好きなんだと再確認しました。

――新たな気づきもありながら、札幌での生活は満喫できたんですね。

 今でも札幌がもっと近ければいいのになって思います。北海道で私、結構太ってしまって(笑)。食べ物がおいしすぎて「明日はこれ食べたい」とか、スーパーのお魚ですらおいしいので、毎日明確に食べたいものがありました。お米を炊くのも水が違うとこんなに違うのかと感動しましたね。




――では、2019年にSC相模原に移籍すると聞いた時はどんな気持ちでしたか?

 ちょうど妊娠していた時だったので、私の実家がある東京に戻るっていうのは安心感がありました。地元の友達がいると出産や子育てについての情報がたくさん入ってくるので、タイミングはすごくよかったなって思います。

――出産を経て、最近のお仕事と家事育児のバランスについて教えてください。

 コロナ禍ですし、アンケートとかオンラインで打ち合わせとか、在宅でできることが多いかなと。ほとんどは家事と育児がメインになっていますが、いいバランスだと思います。あとはお昼の時間帯に外で仕事をして、夜ごはんを作れる時間くらいまでには家に帰るようにしています。

――子育ての楽しさはどんな時に感じますか?

 成長を感じる時に「子育てって楽しいな」って思うんですけれど、基本的にはつらいです(笑)。だけど、そう思う反面、少し話せるようになったとか、歩けたとか、ひとつひとつがすごく楽しいです。ひとりでできることが増えていくのがうれしいんですよね。

――ちなみに稲本選手はどれくらい育児に参加していますか?

 サッカー選手って試合以外は、わりと帰ってくるのが早いので、夜の時間帯は結構やってくれています。それこそ、生まれたころの沐浴とかは、私だと手が小さくて赤ちゃんを支えるのが大変で、旦那さんが全部やってくれていました。寝かしつけもしてくれますし、育児はしっかり参加してくれていますね。協力的です。

――父親としての点数をつけるなら?

 100点満点です!

――お子さんにサッカーをやってほしいなど希望はありますか?

 特にないですね。サッカー選手って荷が重すぎませんか?(笑)。お父さん(稲本選手)を超えるのも大変だろうし......。でも、本人がやりたいなら全力でサポートします。今は動物が大好きで、絵本を見て動物の名前を憶えているので、獣医師なんかもいいな、なんて(笑)。

 夫も「野球がいいんじゃないか」、「バスケは背が高くなるしいいね」なんて言っています。今は、大丈夫かなって心配になるくらい動き回っているので、運動神経の良い悪いはわからないですけど、たぶん動くことは好きそうです。夫婦ともに背が高いので子どもも伸びそうですし、いろんな可能性を感じています。

スタイリスト/永田彩子 ヘアメイク/渡辺真由美(GON.)

Profile
田中美保(たなか・みほ)
1983年1月12日生まれ。東京都出身。身長167cm。
「プチセブン」でモデルデビュー。その後は「Seventeen」「non-no」「MORE」「LEE」など数多くの雑誌で、世代を代表するファッションモデルとして活躍。昨年12月にはスタイルブック、「MIHO TANAKA CASUAL-LIKE STYLE_田中美保 大人カジュアルのMYルール」(主婦の友社)を出版した。プライベートでは、2012年にサッカー選手の稲本潤一選手と結婚し、2019年には第一子を出産している。

このニュースに関するつぶやき

  • 田中美保…好きだったなぁ。稲本と結婚した時、少しえー!ショックー!ってなったなぁ(笑)稲本に似てると言われていた自分だったけど(笑)特に金髪時代は。
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  • 変わらず美人だなあ�ܤ��ϡ���
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