エリザベス女王夫妻も乗車!近鉄 「新スナックカー」12200系が限定復活 臨時特急に乗ってきた

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2021年05月10日 17:10  まいどなニュース

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写真長らく近鉄のシンボル的な車両だった12200系
長らく近鉄のシンボル的な車両だった12200系

「新スナックカー」の愛称で親しまれ、2月21日に惜しまれつつ定期運用を終了した近畿日本鉄道(以下「近鉄」)の特急12200系電車。

【写真】1960年代には珍しかった洋式トイレを装備…海外からの利用者に対応した

軽食類を提供することから「スナックカー」と呼ばれていた12000系に続き、1969年に「新スナックカー」として登場。

座席で食事ができるように改良された豪華な車内設備と、当時では珍しかった洋式トイレを採用し、海外からの利用者にも対応。

特別列車として英国のエリザベス女王夫妻も乗車した栄誉ある車両だ。

そんな12200系が4月中の計4日間、臨時特急列車として運転を行った。今回、私は取材のため大阪上本町〜松阪間を乗車したが、窓側の座席は鉄道ファンの予約で早々に売り切れ。出発前には多くの人が「ありがとう 特急 12200系」と書かれたヘッドマークを撮影する光景が印象的だった。

12200系への思いを近鉄広報部の方に聞いた。

   ◇   ◇

橋本菜津美(以下「橋本」):沢山の方々が「新スナックカー」の引退を惜しんで撮影に来ていました。車両にはどのような思い入れがありますか。

近鉄広報部(以下「広報部」): 2階建て特急「ビスタカー」や観光特急「しまかぜ」といった目立った存在ではないものの、1970年代前後の近鉄特急ネットワーク拡大期における中心的な役割を果たした 車両で、その功績は極めて大きく長年にわたり近鉄特急の根幹を支える存在でした。

橋本:なるほど、1969年から走り続けていましたもんね。この車両だからこその良さを教えていただけますか。

広報部:シート間隔は98cmですが、足元のヒーターカバーは山型の足載せ兼用とし、寸法以上 の空間を確保しています。 和式トイレだけでなく、当時には珍しかった洋式トイレも装備しています。

橋本:私も足も伸ばせて、快適な電車の旅を過ごせました。ラストランが8月に予定されているとのことですが、それまでの間にも今回のようなイベントはあるのでしょうか?

広報部:5月15日(土)に「さよなら12200系特急車両撮影会ツアー」を青山町車庫で実施する予定です( ※発売状況は全コース完売でキャンセル待ち) 。6月15日(土)にもひのとり1周年記念 新旧特急車両撮影会を青山町車庫で実施予定です(※未発売)。

   ◇   ◇

広報部の方がおっしゃるように座席はゆったり足が伸ばすことができるぶん広々としていて、快適な鉄旅を楽しむことができた。長い年月を走り続けた12200系は走行中にときどき軋むような音がするのだが、それがえも言われぬ懐かしさを誘い、名残惜しい気持ちが溢れる。コンビニで買ったスナック菓子を片手に「エリザベス女王もスナック食べたのかな?」なんて考えながら、到着駅までの時間をすごす私だった。

(まいどなニュース特約・橋本 菜津美)

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  • 12200系スナックカーはエリザベス女王陛下お召列車以外にも天皇陛下お召列車として再々運行された車両である。最近はしまかぜ編成などがお召列車御用を賜る。
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