主力温存のマンチェスター・U、レスターとの上位対決で敗戦…宿敵マンCの優勝を許す

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2021年05月12日 03:54  サッカーキング

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[写真]=Getty Images
プレミアリーグ第36節が11日に行われ、マンチェスター・Uとレスターが対戦した。

 2位のマンチェスター・Uと4位のレスターによる上位対決。ホームのマンチェスター・Uは5日間でリーグ戦3試合を行う過密日程の真っ只中で、中1日の今節はスタメンを10名変更。19歳FWメイソン・グリーンウッドのみ前節から引き続き先発メンバーに名を連ね、さらに18歳FWアマド・ディアロはプレミアリーグデビュー、19歳FWアントニー・エランガはトップチームデビューを果たした。

 試合はアウェイのレスターが立ち上がりに先手を取った。10分、右サイドを抜け出したユーリ・ティーレマンスがクロスを上げると、ペナルティエリア左に走り込んだルーク・トーマスが左足ボレーをゴール右上隅に叩き込んで先制点を奪った。19歳のトーマスはプレミアリーグ初ゴールとなった。

だが、マンチェスター・Uもすぐさま反撃が実る。15分、右サイドでボールを収めたアマドが中央へパスを送ると、パスを受けたグリーンウッドがエリア右に切り込んで右足シュート。これがゴール左隅に決まり、同点ゴールとなった。試合はこのまま1−1で折り返す。

 後半に入って59分、攻勢に出たレスターはケレチ・イヘアナチョがエリア右に抜け出して至近距離からシュートを放ったが、これはGKダビド・デ・ヘアの好セーブに阻まれた。その後も膠着状態が続き、レスターは65分にアジョセ・ペレスを下げて、ジェームズ・マディソンを投入。マンチェスター・Uもグリーンウッドとエランガに代えて、エディンソン・カバーニとマーカス・ラッシュフォードを送り出す。

 すると直後の66分、マーク・オルブライトンの右CKで、ラッシュフォードのマークをはがしたチャグラル・ソユンクがヘディングシュートを突き刺してゴール。レスターが勝ち越しに成功した。

 リードを許したマンチェスター・Uは84分、エリア左に抜け出したフアン・マタが折り返したが、中央のカバーニには合わず。こぼれ球をブルーノ・フェルナンデスがダイレクトで狙ったが、惜しくも枠の右に外れた。

 試合はこのまま終了し、レスターが上位対決を制して3試合ぶりの勝利。2位のマンチェスター・Uは敗れたため、残り3試合で首位との勝ち点差が「10」となったため、宿敵マンチェスター・Cの優勝が決まった。

 マンチェスター・Uは13日に延期分の第34節でリヴァプールと、18日には第37節でフルアムとそれぞれホームで対戦する。レスターは18日の第37節でチェルシーとのアウェイゲームに臨む。

【スコア】
マンチェスター・U 1−2 レスター

【得点者】
0−1 10分 ルーク・トーマス(レスター)
1−1 15分 メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U)
1−2 66分 チャグラル・ソユンク(レスター)

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