ANA、「IATAトラベルパス」の実証実験をNY・ホノルル線で実施 一般客の参加も可能

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2021年05月12日 06:51  TRAICY

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全日本空輸(ANA)は、国際航空運送協会(IATA)が開発中の「IATAトラベルパス」の実証実験を、5月24日から6月6日まで実施する。

対象路線とフライトは、東京/羽田〜ホノルル線の、東京/羽田を5月24日・28日・31日と6月4日に出発するNH186便と、ホノルルを5月25日・29日と6月1日・5日に出発するNH185便、東京/羽田〜ニューヨーク線の、東京/羽田を5月24日・25日・28日・29日・31日と6月1日・4日・5日に出発するNH110便と、ニューヨークを5月25日・26日・29日・30日と6月1日・2日・5日・6日に出発するNH109便。ホノルル行きは最終目的地がホノルル、ニューヨーク行きは最終目的地がアメリカ各都市の場合に利用できる。

対象便に搭乗予定で、18歳以上でICチップ搭載のパスポートとICチップを読み取ることができるNFC搭載のスマートフォンを所持し、特定の医療機関で新型コロナウイルス検査を受検できることの要件を満たす人の中から、実証実験に参加する人を募集する。実証実験に参加し、参加後のアンケートに回答することで、ANAマイレージクラブの1,000マイルを付与するほか、東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニックとクリニックフォアでは検査費用を5,500円割り引く。

乗客はアプリでパスポート情報を読み取り、顔認証で本人確認した上でデータを取り込み、新型コロナウイルス検査結果やワクチン接種記録をデジタル証明書としてアプリ上で管理することができる。出入国の際には、係員にアプリ画面を提示することで、紙の証明書に代わるものとして利用できる。

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