チェルシーのトーマス・トゥヘル監督がアーセナルのガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンについてコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
オーバメヤンは2013年にドルトムントに加入。2018年にアーセナルへ移籍するまでドイツで獅子奮迅の活躍を見せた。ドルトムントでは、2015年から17年にかけてトゥヘル監督とタッグを組み、トゥヘル体制下で公式戦95試合出場79得点17アシストを記録。16−17シーズンではリーグ戦32試合出場31ゴールと驚異のペースで得点を量産しリーグ得点王にも輝いた。
チェルシーは12日にプレミアリーグ第36節でアーセナルと対戦。同じロンドンのライバルとの試合を前に、トゥヘル監督は教え子オーバメヤンについて言及。今でも連絡を取り合っていることを明かし、気にかけている様子を見せた。
「ドルトムント時代を振り返ると、彼をスカッドに加えることができて純粋に嬉しかったよ。オーバは素晴らしいストライカーで、ピッチ上で素晴らしいフィニッシャーだった。ピッチ外でも働き者だったしね。彼は2年間でただの一度もトレーニングを休んだことはなかったと思う。練習場に5分遅れたとかはよくあったけどね! そういう時は笑顔で少し申し訳なさそうに急いでくるんだ」
「彼とは強い信頼関係で結ばれていた。彼は信じられないほどのゴールを決め、ブンデスリーガでも際立ったスピードがあり、重要な選手だった。クレイジーな選手だよ。もちろん良い意味でね」
「今でも連絡は取りあっているし、重要な勝利の後にはメッセージを送りあうよ。彼はいつまでも私の選手。どこにいても活躍し成功してほしいね。連絡が途切れることはない。彼に合うといつだってハグをするし、彼が笑っているのを見るとこちらまで嬉しくなる。もちろん試合前のやり取りは今はしないし、彼を止めたいと思っているけどね」