S・ラモス、レアルとの契約延長交渉が停滞…満了まで残り50日切る

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2021年05月12日 17:52  サッカーキング

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去就が注目されるS・ラモス [写真]=Getty Images
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスとレアル・マドリードの間で、契約交渉が暗礁に乗り上げたようだ。11日、スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 2021年6月30日にレアル・マドリードとの契約が満了を迎えるS・ラモスだが、いまだに契約延長に関する合意が得られたというニュースはない。このまま契約更新が行われなければ、35歳のS・ラモスはシーズン終了とともにマドリードを去ることになる。

 S・ラモスの見解としては、レアル・マドリードが2年契約に同意すれば、たとえ10%の減俸が伴うとしても、新契約の条件を受け入れるとのこと。しかし、レアル・マドリードはS・ラモスに2年間の追加契約をオファーするつもりはなく、1月に提示した1年の契約延長オファーを変更するつもりはないようだ。

 S・ラモスとフロレンティーノ・ペレス会長は二度にわたって話し合いを持ったが、同紙によると、二度目の話し合いでは別れることに前向きだったという。会長とキャプテンの関係は良好なままであるので、上手く折り合いをつけることができるかもしれない。その一方で、両者は合意に達するどころか、お互いの主張を譲ることのないまま数週間が経過し続けている。

 現在、レアル・マドリード側は、S・ラモスを引き止めるためのプレッシャーが以前よりも少なくなっているとのこと。ここ数カ月、ブラジル代表DFエデル・ミリトンとスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスの調子が良く、オーストリア代表DFダヴィド・アラバ(現バイエルン)の加入も濃厚となっている。そのため、フランス代表DFラファエル・ヴァランが残り1年となっている契約の延長を拒否しない限り、今夏に別のセンターバック獲得に動く可能性は低いと見られている。 

 長年、“白い巨人”の象徴として活躍してきたS・ラモス。その去就は大きな注目を集めている。

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