リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、今夏のEURO2020に参加しないことを明言した。12日、クラブ公式サイトが伝えた。
ファン・ダイクは昨年10月17日に行われたプレミアリーグ第5節エヴァートン戦で右ひざのじん帯を損傷し、手術を実施。リハビリは順調に進んでいるものの、今季中の復帰は叶わない模様だ。
ファン・ダイクは6月11日から開幕するEURO2020での復帰に期待がかかっていたが、同選手は状態を考慮して、同大会への出場を断念したようだ。クラブ公式のインタビューに対し、次のように語っている。
「物事は順調に進んできた。自分にとっての最新の段階では、『EUROに参加するかどうか』という決断をしなければならなかった。いろいろなことが起きている中で、体力的にもEUROには行かず、オフシーズン中に最後のリハビリをするというのは正しい判断だと思っている。だから、これからはクラブでのプレシーズンに集中することになるし、それは現実的な目標だから楽しみにしている」
「もちろん、EUROを欠場すること、自分の国を代表して出場できないことにはとてもがっかりしている。だけど、物事がそうなってしまった以上、僕はそれを受け入れなければならない。今回の不参加は、全体的に見れば正しい判断だと思う。大変なことだけど、僕はそれを受け入れている」