ORβIT SHUNYA、パフォーマンス面での著しい成長ぶり 向上心を持ち努力を重ねる姿勢

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2021年05月13日 06:01  リアルサウンド

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ORβIT『Enchant』

 来たる5月18日、ORβIT・SHUNYAが24歳の誕生日を迎える。当日はめでたいことに、SHUNYAが表紙とモデルを務めたブランドブック『ALAND JAPAN OFFICIAL BOOK』の発売日。SHUNYAは177cmと身長が高めで、いつも個性が見えるファッションを可愛らしく着こなしているため、ピッタリのソロ活動だ。記念すべき日にまた一つ自分の可能性を広げることとなる。


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 SHUNYAといえば、ORβITのクリエイティブ担当のメンバー。ホームページのデザインやファンクラブキット、グッズのプロデュース、ディレクションに留まらず、デビューアルバム『00(オーツー)』のトレーラーに使われたグラフィックにも携わっている。さらに4月21日にリリースされた『Enchant』のジャケットも手掛けるという多彩さを見せている。そんなSHUNYAだが、彼の才能はそれだけではない。昨今、パフォーマンス面でも成長著しいと高い評価を得ているのだ。インタビュー(※1)の中でもメンバーたちから彼の成長について言及があった上に、EαRTH(ORβITのファンネーム)たちの間でも度々SHUNYAの成長ぶりが話題に上がっている。


 では、具体的にどんな部分に成長が見られるのだろうか。まずは歌の面。『Enchant』収録曲「Dionaea」ではブリッジ部分をSHUNYAが担当している。改めて聴くと、自分の声をコントロールしつつ、味を出せているように聴こえる。『00(オーツー)』収録曲「みずたまり。」と比べると、地声だった声が「歌声」になっていることがわかる。雑誌『GIANNA』の中でTOMOも「歌に苦手意識を持っていたSHUNYAはすごく努力しています。レコーディングを重ねるたびにどんどん上手くなっていくので、見ていて楽しいです」とコメント。デビューから約半年間、周りを凌駕するほどの成長を見せている。


 さらにダンス。普段は明るく面白い印象があるSHUNYAだが、もともとダンスにおける色っぽさには定評があった。昨今ではそのセクシーさが増しつつも、表現力がさらに伸びているように感じる。4月29日にYouTubeにアップされた「『Dionaea』M/V Dance Performance Ver.」でもそうだ。振りのキレや体幹といった部分が確かにパワーアップしているが、特筆したいのは表情。例えばラスサビの〈ぎゅっと 朝まで〉の部分では目を伏せ柔らかな表情を見せたかと思いきや、その後の〈望むまで(まで) このままで(まで)〉では力強い表情を見せ、歌詞とメロディに寄り添った表現になっていることがわかる。YOUNGHOONが「日本で振付けの練習をしていたときに、みんなで合わせるにはそれなりの個人練習が必要ですが、本当に『もうやめて!』と言いたいほど一人でたくさん練習をしていたので感動しました」(『GIANNA』)と言っていた通り、多くの努力を重ねてきたに違いない。


 5月8日に行なわれたインスタライブにて、努力を継続していくためのモチベーションを問われたSHUNYAは、「想像してみるのが一番良い気がします。自分がこうなったら、こうなるだろうみたいな。そういう想像をすることが一番モチベーションが上がっている気がします」と答えていた。この質問をピックアップし、スッと答えが出てくるのは彼自身が常に向上心を持って努力を重ねている証拠なのだろう。彼がこの先も成長していくのは間違いなさそうだ。5月2日にORβIT公式Twitterアカウントに、「Ready to burn」の7人でのダンス動画がアップされていたが、この動画のようにSHUNYAをはじめ7人全員が成長した姿をEαRTHの前で見せてくれることに期待したい。


※1:https://realsound.jp/2021/05/post-755471.html(高橋梓)


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