2位返り咲きならず…逆転に次ぐ逆転の激闘の中で、ソフトバンクの悔やまれるミス

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2021年05月13日 07:22  ベースボールキング

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ベースボールキング

逃げ切り失敗のソフトバンク (C) Kyodo News
◆ 「ひとつのエラー」が「2失点」に…

 12日のPayPayドームは目まぐるしく主導権が入れ替わる大乱戦に。

 勝って2位返り咲きを目指したソフトバンクだったが、9回の2失点で逃げ切り失敗。8−8の引き分けに終わった。




 7回に一挙5点を奪う猛攻で試合をひっくり返したソフトバンク。

 8−6と2点リードの8回は岩嵜翔が無失点でつなぎ、最終回は森唯斗に代わってクローザーを務めるリバン・モイネロへ。

 先頭はこの試合で本塁打を放っているブランドン・レアード。2ボール・2ストライクからの6球目を打たせ、速い打球も三塁手の正面。これで無事に先頭を斬った…かと思われた。



 打球を処理した三塁手・牧原大成は一塁にボールを送るも、これが中途半端なバウンドとなって一塁手・明石健志が捕球できず。牧原のエラーで先頭を出塁させてしまう。

 するとモイネロはつづく岡大海に四球を与え、犠打で一死を取るも二・三塁。たちまち一打同点のピンチに。

 ここでロッテはモイネロと同郷のキューバ出身アデイニー・エチェバリアを代打で起用。来日して12打数1安打と苦しんでいたが、新助っ人はここ一番の代打起用に応えるレフトへの安打。

 これで7−8と迫ると、つづく荻野貴司が犠飛を放って一気に同点。ソフトバンクはまさかの2失点で逃げ切りならず。裏の攻撃も益田直也の前に得点を挙げることができず、試合は8−8の引き分けで終わった。


 12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した平松政次氏は、この試合のポイントとして「牧原の失策」に言及した。

 「モイネロが出てきて、レアードをサードゴロでアウト…と思ったらエラーでしょ。こういうところが失点につながるんですよね」と野球の怖さを挙げつつ、「牧原は中途半端なボールを投げてしまった。エラーというのはこうやって生まれる、という感じ」と語る。

 百戦錬磨のモイネロと言えど、やはり最終回の先頭バッターのアウト、一死走者なしが無死一塁に変わってしまうのはあまりにも大きい。

 「次の岡の四球というのは、エラーから繋がって『ホームランを打たれたら…』というところでの四球かなと。ひとつのエラーが2失点に繋がってしまったわけですから、大きいですよ」と、改めてエラーの怖さについて解説した。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

このニュースに関するつぶやき

  • まぁ、普通ならロッテが負けて当たり前の試合だったからなぁ。パーマンは感謝して、二軍に行くか、帰国しろ。
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