江本氏、6回の巨人・高橋の初球打ちに「ベンチはもうちょっと考えないと」

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2021年05月13日 08:10  ベースボールキング

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巨人・高橋優貴投手
DeNA 5 − 5 巨人
<8回戦・横浜>

 12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター DeNA−巨人』で解説を務めた江本孟紀氏が、6回の打席で巨人の先発・高橋優貴が初球を打って二ゴロに打ち取られた場面について言及した。

 3−2の6回二死走者なしから巨人は8番・大城卓三が四球で出塁したが、9番・高橋優貴は初球を打って二ゴロに倒れる。

 この直後に江本氏は「初球に打つんだろうなと思ったら、打ちましたね。1点差で相手の投手も100球を超えて代わるかもしれないという場面で、1球目に打つことはないですよね。今日のケースでは1球目に打って、ヒットになる確率はほとんどない」と指摘し、「あそこはベンチが追い込まれるまで、“待て”と。作戦としてはベンチはもうちょっと考えないといけないですね。高橋にヒットを期待する場面ですか」と巨人ベンチに疑問を感じたようだ。

 その裏、江本氏が話した嫌な予感が的中する。高橋は先頭の大和、続くオースティンに連続四球を与えてしまう。江本氏は「こういうことになるんですよ。あそこの場面で、簡単に打たせてはいけないんですよ。役割があるんですよ。1点差で相手を助けて、もう一点取られてしんどいなという場面で歩かせるわけですから。流れを作っているのはベンチ。そういうところを徹底しないと」と話した。

 高橋は佐野恵太、ソトを打ち取り二死としたが、牧秀悟を四球を与えたところで降板。後を受けてマウンドに上がった野上亮磨が、宮崎敏郎を中飛に打ち取りピンチを脱した。

 降板後、「本塁打もそうですが、何よりも6イニングス目を投げ切れなかったことが反省です。この投球をしてしまうと1年目、2年目と同じ繰り返しになってしまいます。そこを反省してリリーフ陣に迷惑をかけないようにイニングをしっかりと投げ切れるようにしたい」と高橋の談話が紹介されると、江本氏は「投げきれなかった最大の原因は、6回の打席で初球を打って相手を助けたこと。中途半端に降りる原因。ピッチングでないところで、もったいない。そういう流れというのが野球にあるんですよ」と話していた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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