加藤綾菜、“毒妻”から“良妻”へイメージ一変 バッシングから学んだ夫の偉大さ「加藤茶はみんなのもの」

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2021年05月13日 08:40  ORICON NEWS

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写真加藤茶と結婚10周年を迎えた妻・綾菜
加藤茶と結婚10周年を迎えた妻・綾菜
 世間を驚かせた45歳差婚から、今年で10年を迎える加藤茶&綾菜さん夫妻。2人と愛犬のほのぼのとした日常が映し出されるYouTubeチャンネルには、温かいコメントが日々寄せられている。新婚当初は「遺産狙いの毒妻」などと誹謗中傷を浴びた綾菜さんだが、今では「献身的に支える良妻」と世間の評価は一変。近年は介護や料理の資格を取得し、「コメディアン・加藤茶の健康寿命を延ばすのが自分の指命」と語る綾菜さんに、夫婦で乗り越えてきた10年の結婚生活を振り返ってもらった。

【写真】45歳差もラブラブ2ショット!顔を近づけ合う加藤茶&綾菜夫妻

■「棺桶の中でもハゲズラと“ペッ”のポーズで」最期までコメディアンとして生きる夫を支える妻の想い

──コロナ禍の"加藤家の日常"はどんな感じですか?

【加藤綾菜】だいぶ穏やかになりましたね。昨年は志村(けん)さんのこともあって、加トちゃんも塞ぎ込んでいたんです。だけど体を動かさないとどんどん衰えてしまう年齢なので、「(愛犬の)茶子が散歩に行きたがってるよ」と背中を叩いて。最初の頃は5分くらいですぐ帰りたがってたんですけど、今では40分くらい歩いてくれるようになりました。

──介護福祉士実務者研修(ヘルパー1級)の資格が役立ってますね。

【加藤綾菜】前までは、私が「いいよ、加トちゃんは座ってて」となんでもやってしまってたんです。だけど、それは自立支援のために一番やってはいけないことなんですよね。加トちゃんは「最期までコメディアンとして生きたい」という気持ちが強いんです。終活の話になったときも「ハゲヅラをかぶって、指を“ペッ”のポーズにして、棺桶の中からみんなに笑ってもらいたい」と語ってくれたことがあって。

──78歳、終活がリアルになる年齢ですね。

【加藤綾菜】ずっと舞台に立ち続けたいとトレーニングも続けてきて、いつまでも挑戦し続ける姿勢は本当に尊敬します。ただ昨年はあんなことがあったので、一時期は外にも出られなくなって──。そんな加トちゃんを励ましてくれたのが、井上順さんでした。毎朝欠かさず、元気になるメールを送ってくれて。振り返るとこの10年、順さんの明るさには夫婦共ことあるごとに助けられてきましたね。

■「綾ちゃんが叩かれていることが一番苦しかった」変わらず接してくれた加藤茶

──かつては綾菜さんに対する心ない声が多い印象でした。

【加藤綾菜】結婚2、3年目の風当たりのピークが少し去った頃に、加トちゃんがパーキンソン症候群になり、再び「あの女のせいで」と叩かれるようになったみたいです。ただそのときは私も看病に必死で。何しろ加トちゃんの体重も38キロまで落ちてしまったので、世間の声に耳を傾けている暇もなかったのが正直なところでした。

──加藤茶さんの闘病当時、綾菜さんは26歳。「俺が死んだら再婚して子どもを作りなさい」と言われたそうですね。

【加藤綾菜】はい。そんなこと考えたこともなかったのでびっくりして。加トちゃんがどれだけ私のことを大切に思ってくれているのかを改めて感じましたが、「とにかく舞台に立てるように頑張ろう」と、志村さんとの階段落ちコントの動画を見せたり。その後、リハビリを経て復帰した頃から、少しずつ「加トちゃんが元気になったということは、そんな悪い人間じゃないのかも?」と言っていただけるようになったようです。

──そこから綾菜さんへの世間の評価もどんどん良いものになっていきました。

【加藤綾菜】今思えば、みなさん加トちゃんを愛する気持ちの裏返しで私を叩いていたんだと思うんです。ただ私はドリフ世代ではないので、ごく普通に1人の男性と愛し合って結婚したつもりでいたんですね。加トちゃん自身、「俺はそんなに有名じゃないから騒がれないよ」と言っていましたし(苦笑)。

──そんな謙遜を?

【加藤綾菜】だけど、厳しい声を聞けば聞くほど"加藤茶"という存在の偉大さに気付かされ、そこに対する覚悟の足りなさを反省しました。私の夫には変わりないけど、加藤茶はみんなのもの。"みんなの加トちゃん"を守るために、自分も変わらなければいけないんだと世間のみなさんに学ばせてもらったような気がします。

──世間のバッシングが激しかった頃、家族や友人のほかに味方になってくれた人はいましたか?

【加藤綾菜】たとえば志村けんさん。結婚式のスピーチでは「加藤は2回も結婚できたのに、なんで俺はできないんだ」とおっしゃってましたけど、加トちゃんも「志村はずっと綾ちゃんを応援してくれてたよ」と言ってました。舞台などもよく「1人でもよかったら来ない?」と呼んでくださって、それで楽屋に挨拶に行くと「持ってきな」と、コーヒーとかお菓子とかたくさんお土産を持たせてくれるんです。

──親戚のおじちゃんみたいですね。

【加藤綾菜】シャイな方なので言葉は少ないんですけど、さりげない優しさが沁みましたね。そんな志村さんとは真逆な励まし方をしてくださったのが井上順さん。加トちゃんが舞台で地方に行っていて私が1人のときなどに、よく「ご飯食べに行こうよ、友だちも連れておいで」と誘ってくださって。で、お店に入るとWピースで「イエーイ!」とハイテンションで迎えてくれる。落ち込んでいたとき、順さんの明るさにどれだけ救われたかわかりません。

──身近な人はわかってくれてたんですね。では加藤茶さんが世間からかばってくれたことは?

【加藤綾菜】取り立てて何か発言したりすることはなかったんですよ。何年か後に「芸能界で長年やってきた中で、綾ちゃんが叩かれていることが一番苦しかった」と言ってましたけど、その最中には一切動じることなく、出会った頃と変わらない優しさで接してくれて。あの頃は加トちゃん自身もけっこう叩かれていたのに、自分が揺らがないでいることが私への愛だったんだなと、後になって気付かされましたね。

■「78歳が一生懸命ネギを切る姿が愛おしい」YouTubeが加トちゃんの貴重なアーカイブに?

──YouTubeチャンネルの開設から1年経ちますが、特にどの動画がお気に入りですか?

【加藤綾菜】少し前に上げた尾道ラーメンを作る動画です。加トちゃんが私のためにネギを切ってくれる姿が可愛くて、何十回も観ちゃいました(笑)。たぶん若い男性がチマチマとネギを切ってたら、私も「早くしてよ」ってなってたと思うんです。だけど前は一切お料理をしなかった、しかも大病をした78歳の人が一生懸命やってるのを見ると感動しかないんですよね。

──そんなところに年の差婚の良さがあるんでしょうか。

【加藤綾菜】お互いを許し合えるんですよ。加トちゃんも私のダメなところを「まあ、若いしな」と許してくれてることはたくさんあると思いますし。でも年齢より何より、やっぱり相性が良かったんだと思います。10年も経つとさすがに新婚当時みたいなラブラブはないんですけど、YouTubeを見返したりすると「これからもこの人と手を取り合って生きていこう」という愛おしい気持ちが溢れてくるんですよね。

──ご夫婦の思い出であり、コメディアン・加藤茶の素顔を映し出した貴重なアーカイブにもなりそうですね。

【加藤綾菜】最近、小中学生からびっくりするくらいたくさんのファンレターが加トちゃんに来るんです。YouTubeで昔のドリフを見た子が時を超えてファンになっているみたいで、改めて偉大な人なんだなと実感しますね。そんな”みんなの加トちゃん”の健康寿命を延ばすことが私の使命。これからも少しずつ成長していきたいと思っています。

(取材・文/児玉澄子)

このニュースに関するつぶやき

  • 亡くなった志村けんさんを含めてドリフのメンバーはみんな「国民的芸人」だからね。それを考えたら加トちゃんをひとり占めなんてできないでしょうに…
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  • 私はずっと一貫して「加藤茶が納得しているなら、誰にも文句を言われる筋合い無い」と思ってる。
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