斉藤由貴×塙宣之×金田明夫、『警視庁・捜査一課長』定番ネタを直撃

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2021年05月13日 12:00  ORICON NEWS

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写真テレビ朝日系で放送中、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長season5』レギュラーキャスト(左から)金田明夫、斉藤由貴、塙宣之(ナイツ) (C)ORICON NewS inc.
テレビ朝日系で放送中、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長season5』レギュラーキャスト(左から)金田明夫、斉藤由貴、塙宣之(ナイツ) (C)ORICON NewS inc.
 テレビ朝日系で放送中の木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長season5』(毎週木曜 後8:00〜8:54)。2012年7月、『土曜ワイド劇場』からスタートし、10年目を迎え、「必ずホシをあげる!」という捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)の“捜査員への魂の訓示”も浸透。大岩一課長のリーダーシップ、刑事たちの地道な捜査をエンターテインメントに昇華し、唯一無二の刑事ドラマとしてスタイルを確立した。レギュラーキャストの斉藤由貴、塙宣之(ナイツ)、金田明夫に、数々の定番シーンについて聞いた。

【写真】第5話(5月13日放送)に井上咲楽がゲスト出演

■大福をきれいに食べる秘けつは「躊躇(ちゅうちょ)しない」

――優れた洞察力と直感力で大岩一課長をサポートする現場資料班主任・平井真琴役の斉藤さん。平井刑事は、ユニークな言動で周囲から浮いてしまうこともありますが、大岩一課長からは絶大な信頼を寄せられています。犯人逮捕に向けて、ゲン担ぎで大福を食べるシーン(※大福は黒い餡=犯人を白い餅で包んでいることから警察にとっては縁起物の和菓子)が定番ですが、大きな口でガブっとかぶりついても口の周りが真っ白にならないコツはあるのですか?

【斉藤】えっ!? 大福を食べる時に、きれいに食べようと意識したことはないです。逆に、躊躇せずバクバク食べる、それがコツですかね(笑)。その方がお芝居としてもいいのかな、と思っています。

【塙】いつもめちゃくちゃおいしそうに食べてますよね。

【金田】すごく食べた時もあったよね?

【斉藤】このドラマは2話分ずつ撮影していくので、大福を食べるシーンも2話分まとめて撮ることになるんです。1シーン1カットでは済まないので、テイクを重ねるごとに新しい大福を食べることもあります。1度に3、4個食べることもあって、正直、苦行。ですが、基本的に食べることは大好きなので、おいしくいただいてます。ドラマを観ながら大福を食べたくなるくらいおいしそうに見えるのであれば、私たちの成功ですね。

――大岩一課長の右腕となって捜査を進めていく庶務担当管理官・小山田大介役の金田さんと、斉藤さん演じる平井刑事の凸凹コンビぶり――平井刑事の発言に「勘だろう?」といなそうとすると、大岩一課長に「大福の勘は特別だ」と言われて、小山田管理官が「頭の隅っこに入れておきます」というやりとり――もこのドラマの定番ですね。

【金田】定番ネタになりましたね。シリーズ誕生から10年目。あっという間でしたね。振り返る暇もないくらい一生懸命、次もあったらいいね、次もあったらいいね、と一本一本作ってきて、気づいたら10年という区切りを迎えられるのは幸せなことですね。役者をやっていて、10年も一つの役に向き合えることって滅多に無いこと。長くやっている中で小山田の新しい一面を見つけたり、平井の意外な一面が描かれたり、観てくださっている方から指摘されて気づくこともありますね。

■「聞き取りやすさ」を心がけて棒読みに?

――塙さんが演じる大岩一課長の公用車の運転担当刑事・奥野親道は、子育てのためしばらく事務職に移り、再び現場に戻ってきたことから、“ブランク”というあだ名で呼ばれてますが、もう4年目ですね。

【塙】いつ退場させられてもおかしくない、ずっとそういう思いでやっています。

【金田】運転担当刑事は、最初は鈴木裕樹くん(天笠一馬役で1作目から出演、現在は捜査一課の遊軍刑事)で、次は田中圭くん(刑部公平役でseason2に出演)だったんだよね。若手枠だったのにね(笑)。

【塙】キャラクター設定は変わっていないのですが、1年目(season3)はめちゃくちゃ女子力の高いキャラだったんですけど…

【斉藤】そうだった!

【塙】2年目(season4)ではいきなり推理をはじめて(笑)。今シーズンになってやっと安定してきましたね。

――しゃべり方は一貫しているんですね、なんというか、棒読みというか…

【塙】はい。棒読みは全く変わっていませんね。なんで俺だけしゃべるテンポが遅いのか、と視聴者の方からもご指摘を受けますが、それは私の母がちゃんと聞き取れるようにしゃべっているということで(笑)。母は芝居がうまいと思ってくれています。

■「必ずホシをあげる!」はブレずに、遊ぶ

――この場にはいない、本田博太郎演じる笹川刑事部長ですが、捜査に行き詰った大岩一課長を激励するシーンも定番。それが、どんどんエスカレートしているような…

【金田】笹川刑事部長の神出鬼没ぶりは台本に書いてあるから、というのもありますけど、僕らの裏芝居としてはつじつまが合うように組み立てをしているんです。突飛なことをしてただおもしろがらせよう、というんじゃなくて、みんな大真面目に「必ずホシをあげる!」と思って演じている。その一番のテーマだけは決してブレないようにしていますね。小山田が“大捜索”で目標物を探し当てるところも、「絶対見つけて、犯人を捕まえるんだ!」という一心で演じてます。その上で、小山田が足をとられてコケるといった遊びも入れられる。

【斉藤】このドラマには、最近の刑事ドラマではなかなかない、コミカルでベタなルーティンがいくつかあって、それを一つ一つクリアしていくところを面白がってくださっている視聴者の方もいらっしゃると思うんですね。台本を読めば狙っているのは一目瞭然、私たち役者側も重々承知していて、だからこそ、私たちは狙いにいかない。台本におもねることなく、真犯人を見つけて事件を解決するという本分からブレずに、どんな面白い芝居ができるか、というのを探し続けていますね。役者たちが最後の一歩のところで踏みとどまっているから、視聴者の方も楽しんでくださっているのかな、という気がします。

【金田】長く続けば、マンネリになるのは仕方のないことだけど、そこをいかに新鮮にやっていくか、ってことですね。次を一番良くする、その思いだけは変わらずに持ち続けていたいですね。

■第5話(5月13日放送)あらすじ

 警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)のもとに「着物でぐるぐる巻きにされた男性の遺体が見つかった」という知らせが入る。犯人は被害者を絞殺した後、なぜか色留袖の反物を遺体に巻きつけていた。橙色のその反物には美しい女性の絵が描かれており、なぜか布地の一部が細長く切り取られていた。

 被害者の多田野智也(犬塚マサオ)は和服のレンタル店を営んでいたが、昨年倒産。近年、レンタル店の多くはコストを抑えるためにデジタルプリントで柄を印刷した着物を扱っているが、多田野の店では先代から手描きの和服にこだわり続け、それゆえ安価で着物をレンタルするライバル店に客を奪われてしまったらしい。また、遺体に巻かれていた反物の絵を手がけたのは、5年前に他界した日本屈指の手書き職人・荒川祥雲(篠塚勝)だと判明する。

 祥雲の死後、跡を継いだひとり娘の荒川着子(大西礼芳)はその美しさと腕前から現在、“呉服界のカリスマ”の名をほしいままにしていたが、多田野と言い争っている姿が目撃されていたことが発覚。現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は着子を直撃するため、彼女が出席する着物展示会に潜入する。

 和服を艶やかに着こなした着子は、壇上では「伝統、命!」「父の意志と伝統を受け継ぎたい」などとスピーチしていたが、控室で口にしていたのはアップルパイと炭酸飲料、さらにサングラス姿でアメリカ車を運転するなど、“和”や“伝統”のイメージをことごとく覆すアメリカンなライフスタイルだった。しかも、着子は手描き職人でありながら、金儲けのため、裏ではデジタルプリントを推進しているというウワサもあるとわかり…!?
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