10か月の息子の上あごに「穴が!」と母親 救急外来で真実が明かされ赤っ恥(英)

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2021年05月14日 05:11  Techinsight Japan

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3人目の育児で初めての出来事にパニックに陥った母親(画像は『New York Post 2021年5月12日付「Red-faced mom opens up about embarrassing blunder after racing baby to ER」(Triangle News)』のスクリーンショット)
幼い子どもの身に何が起きるかは想像もつかず、育児はハプニングの連続だ。このほど生後10か月の息子の口の中に大きな穴が空いているのを見つけた母親は、パニックになり慌てて救急外来へ駆け込んだ。泣き叫ぶ息子に一体何が起きたのか分からず、不安に押し潰されそうだったという母親だが、看護師から告げられた事実に赤面するしかなかったという。『The Sun』などがその詳細を伝えている。

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英エセックス在住のベッキー・スタイルズさん(Becky Stiles、24)は3児の母であり、末っ子の生後10か月になるハーヴィー君(Harvey)の育児に追われながらも幸せな日々を過ごしていた。

第3子ともなれば子育ての要領はおおよそ掴んでいたベッキーさんだったがある日、ハーヴィー君のオムツを替えようと寝かせた際、上あごの部分に丸い物体があることに気付いた。

「何だろうと思って触ってみると、ハーヴィーは泣き叫び始めたんです。私はパニックになりながら夫を呼びました。」

「本当に怖くて震えてしまい、冷や汗も出てきましたよ。夫がライトで照らして確認したんですが、『一体何なんだこれは?』と夫も焦っていましたね。」

当時のハーヴィー君を写した写真には、上あごの部分が丸く穴が空いて奥の内部が露出しているように見える。


上の2人の子どもには起きなかったハプニングに、ベッキーさんはかなり取り乱したという。涙をこらえながら母親に電話をして助けを求めると「111番(イギリスの緊急医療相談ナンバー)に電話してみなさい」と言われ、すぐにコールした。

しかし電話はなかなか繋がらず、夫が「いますぐ緊急外来に連れて行って診てもらった方がいい」と言い出したことで、一番近い緊急外来に向かって車を走らせた。

途中で上の子2人を両親のところに預け、30分かけて病院に到着すると、受付も緊急性を感じたようですぐに診察室へ通してくれた。

そしてライトを持ってハーヴィー君の口の中を確認した看護師は、ベッキーさんに「ちょっと見てごらん」と声をかけた。不安に襲われながら恐る恐るハーヴィー君の口の中を覗くベッキーさんに、看護師は驚きの事実を告げた。

「これはただのシールですね。」

ベッキーさんは「そんなことはない。穴が空いているじゃない!」と咄嗟に言葉が出たそうだが、看護師はハーヴィー君の口の中に指を入れると、上あごに付いていたそのシールをあっさりと取り出したのだ。

病院にいたスタッフたちもこの勘違いには大笑いしたという。もちろんハーヴィー君には何の問題もなく、スタッフらと一緒に笑っていたそうだ。

ハーヴィー君は何事もなかったわけだが、ベッキーさんは「病院に向かう途中で私と夫、それぞれの両親に『ハーヴィーの上あごに大きな穴が空いていた』とパニック状態で電話してしまったので、『実はシールだった』と真実を伝えてまた恥をかくことになりましたよ」と明かした。

ハーヴィー君はシールを舐めている間に口の中に入れてしまったようだが、窒息の危険もあったことから今後はさらなる注意が必要だろう。

画像は『New York Post 2021年5月12日付「Red-faced mom opens up about embarrassing blunder after racing baby to ER」(Triangle News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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