トヨタとの契約交渉について「リラックスしている」とエバンス。ラトバラは残留を熱望/WRC

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2021年05月14日 12:21  AUTOSPORT web

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写真エルフィン・エバンス(左)とヤリ-マティ・ラトバラTOYOTA GAZOO Racing WRT代表(右)
エルフィン・エバンス(左)とヤリ-マティ・ラトバラTOYOTA GAZOO Racing WRT代表(右)
 TOYOTA GAZOO Racing WRTのエルフィン・エバンスは、ライバル陣営であるヒュンダイ・モータースポーツが最近ふたりのドライバーとの契約延長を発表したことに触れ、WRC世界ラリー選手権を戦う自らの仕事から注意をそらすことは許されない、と語った

 ドイツのアルツェナウを拠点に置くヒュンダイ・モータースポーツは今月6日、ティエリー・ヌービルとオット・タナクのふたりと複数年契約を結んだことをアナウンスした。このことがエバンスの将来についての憶測を呼んでいる。

 昨シーズン、Mスポーツ・フォードからトヨタに移籍し、2021年シーズンは在籍2年目を迎えているエバンス。彼と日本メーカーの契約は今シーズン末に期限を迎えるため“ハイブリッド時代”を迎える2022年のWRCドライバー市場において、彼はもっとも注目されるひとりとなっている。

 チームメイトでディフェンディングチャンピオンでもあるセバスチャン・オジエは今季限りでフルタイムWRCドライバーから引退する意向を示しているが、すでに7冠王者が複数のラウンドでラリーに参加する話も出てきている状況だ。

 ウェールズ人ドライバーは来シーズンもTOYOTA GAZOO Racing WRTに留まるのか、それとも古巣Mスポーツ・フォードに戻る可能性があるのか、エバンスはこの件についてあまり深く考えていなかったことを認めた。

「いまのところ(契約交渉については)とてもリラックスしている」とWRC公式サイト『wrc.com』に語ったエバンス。

「これまでのところ、(契約に関して)ほとんど話をしていないんだ。チームはまもなく迎えるポルトガルとサルディニア・ラウンドに向けて準備をしていて、今はクルマの中で(新エンジンの投入など)いろいろなことが起こっている」

 口をつむぐ格好のエバンスに対し、一方のヤリ-マティ・ラトバラ代表は、2020年初頭に2年契約でトヨタに迎えられたエバンスを引き留めることが彼の優先順位の最上位にあることを強調した。

「我々はエルフィン(・エバンス)をキープしたいと思っている」とチームプリンシパルのラトバラは述べた。

「彼はチームにとって素晴らしい財産だ。私は彼をチームリーダーとして見ることができた。実際にそうするだろう」

「エルフィンには経験があり、私は彼が成長していくのを見て本当に感銘を受けた」

「私たちは現在、素晴らしいドライバーラインナップを有しており、将来のためにそれを維持するため、一生懸命取り組んでいる」

 昨シーズン、オジエに次ぐシリーズランキング2位となったエバンスは今季、未だ未勝利ながら2度の表彰台獲得によりドライバーズ選手権3位につけている。第3戦クロアチアを終えた時点での上位とのギャップは首位のオジエから10ポイント、ランキング2位のヌービルとはわずか2ポイント差だ。
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