チェルシー公式のオンラインストアに、現在所属していない選手の名前が一時的に表示されていたとして話題を呼んでいる。13日、イギリス紙『ミラー』が報じた。
チェルシーは13日、2021−22シーズンに着用する新たなホームユニフォームをお披露目し、公式オンラインストアでの販売受付を開始している。しかし、選手ネームの選択欄に、マンチェスター・Cに所属するフランス代表DFバンジャマン・メンディの名前が一時的に載っていたようだ。
同じ名字のセネガル代表GKエドゥアール・メンディの名前も選択欄にあったことから、エドゥアールとバンジャマンが「混同されたわけではないだろう」と『ミラー』紙。同紙は、「チェルシーが、今夏にB・メンディが『スタンフォード・ブリッジ』にやってくることを明らかにしたようだ」とも伝えている。
『ミラー』紙によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で出場機会を失うB・メンディは、契約が残り2年となる今夏にマンチェスター・Cを退団する可能性があるとのこと。ただ、チェルシーにおいて、B・メンディが本職とする左サイドバックは飽和状態にある。トーマス・トゥヘル監督の就任後、イングランド代表DFベン・チルウェルとスペイン代表DFマルコス・アロンソが定期的に出場機会を得ており、3番手としてイタリア代表DFエメルソン・パルミエリも控えていることから、今夏に同ポジションを補強する可能性は低いと言えそうだ。
また、新ユニフォームの選手名選択欄には、B・メンディ以外の“新戦力”も一時的に載っていた模様。チェルシーに所属するイングランド代表DFリース・ジェームズの妹であり、マンチェスター・Uの女子チームに所属するFWローレン・ジェームズが男子選手に混じって名を連ねていたという。
今回の“不具合”は単なる人為的なミスとの見方が強いが、果たして、B・メンディとL・ジェームズが来季から“ブルーズ”の一員となることはあるのだろうか。