天井から落ちる水滴で目覚めた女性 上階で亡くなった人の血液と知りトラウマに(米)

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2021年05月15日 05:11  Techinsight Japan

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男性が亡くなっていた米テキサス州のアパート(画像は『KTSM 9 News 2021年5月12日付「‘Blood was pouring down’: El Paso woman woke up to blood dripping from her apartment ceiling」』のスクリーンショット)
「部屋が雨漏りし、寝室のベッドに水滴が落ちてきたら?」―それだけでも不快だろうが、もしその水滴が故人の血液だったら? 米テキサス州から一生トラウマになりそうな衝撃的なニュースが届いた。『FOX23 News』『KTSM 9 News』などが伝えている。

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米テキサス州エルパソにある2階建てアパート「シエロ・ヴィスタ(Cielo Vista)」に住んでいるアナ・カルデナスさん(Ana Cardenas)は12日午前4時頃、天井から落ちてくる水滴と雨が降っているかのような耳障りな音で目を覚ました。

「おかしいわね。何事かしら」と電気をつけたアナさんは、天井から降ってくる水滴が赤みを帯びていることに気付き慄いた。

よく見るとそれは人の血液で、つけっぱなしだったシーリングファンによって寝室の壁や床、アナさんの髪の毛にまで飛び散り、ベッドは真っ赤に染まっていた。


アナさんは当時のことを「気持ち悪いのとショックとでかなり動転していました。『これは現実じゃない。夢よ』と自分に言い聞かせながらアパートの管理会社に連絡をしましたが、『それは本当なの?』となかなか信じてはもらえませんでした。私はそれでも『ええ、血液が私の上に降ってきたのよ』と訴えたのです」とスペイン語で語ると、次のように説明した。

「緊急通報して駆けつけた消防隊は、血液の出所が真上の階であることを突き止めました。そうしてドアを蹴破って入室すると、寝室で亡くなっている男性を発見しました。男性が寝ていたベッドは我が家のシーリングファンの真上にあり、ベッド下には絨毯が敷かれていたようです。」

「ただ男性はすでに腐敗しており、遺体から流れ出した血液が絨毯に溜まり、天井から染み出していたのです。そしてシーリングファンが回っていたことで、血液が私の寝室に飛び散ったのです。」

「その後、シーリングファンが天井から外されると、溜まっていた血液が垂れてきました。あの日のことがトラウマになり、夜は眠れず食欲もありません。事故の後はホテルに宿泊していますが、こんな状態で平静でいられるはずもなく、管理会社は『血液が付いた家具などについては一切責任を負わない』の一点張りで話になりません。私は保険にも入っておらず、全く悪夢としか言いようがありません。」


なお男性は55歳から70歳で自然死とみられており、腐敗が始まって5〜6日が経過していたという。アナさんの部屋は天井板が外され消毒されたが、ハエが発生し悪臭が酷くとても住めるような状態ではないようで、「感染症に罹っていないか心配なので、検査を受けたいと思っています。また近い将来、引っ越しも考えています」と涙ながらに語っている。

ちなみに人は亡くなると、夏なら死後1日〜2日で腐敗が始まり、遺体が膨張すると体内で発生したガスともに血液や体液が流れ出るという。昨年2月にも米ミネソタ州ミネアポリスで、アパートの上階で死亡した人の血液が黒いタール状の液体となって部屋の壁を流れ落ちていた。住人は死後1週間以上経ち、腐敗が進んでいたとのことだ。

画像は『KTSM 9 News 2021年5月13日付「‘Blood was pouring down’: El Paso woman woke up to blood dripping from her apartment ceiling」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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