ヤクルト・小川、今季初完封で3勝目「これを継続していくことが大事」

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2021年05月15日 17:53  ベースボールキング

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ヤクルト・小川泰弘 (C) Kyodo News
● 中日 0 − 5 ヤクルト ○
<7回戦・バンテリンドーム>

 ヤクルトは中日戦5連勝で再び貯金「3」。先発の小川が9回3安打無失点の今季初完封で3勝目(1敗)を挙げた。

 ヤクルトは初回、3番・山田が左中間突破の適時二塁打を放ち先制。6回は7番・サンタナの左前適時打で2点目を奪い、7回は山田、村上、オスナ、青木の4連打などで一気に3点を加えた。

 先発の小川は立ち上がりから安定した投球。7回は一死二塁のピンチを背負ったが、4番・ビシエドを二ゴロ、続く高橋周を三邪飛に退けゼロを刻んだ。8回以降は再び危なげない投球で9回99球、3安打無失点、6奪三振無四球の快投。最後までゼロを並べ続け今季3勝目を完封で飾った。

 ヒーローインタビューに応じた小川は「真っ直ぐを中心に、押して行くピッチングができました」と納得の表情。中12日での登板については、「登録抹消前の試合で不甲斐ない投球をしてしまって、ストレートが走らず、試合を作れなかった。もう一度、原点に帰って、走り込みや自分のフォームを見直して、真っ直ぐにフォーカスして投げました」と振り返った。

 今季も開幕投手を務めながら、この試合前まで防御率は5.46。「ここまで納得できるピッチングが少なかった。『何とかチームのために』という思いが良い結果につながった。これを継続していくことが大事なのでまた頑張ります」と力を込めた。

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