オリックスが神戸で連勝!逆転弾の吉田正尚「田中投手から打てたのは自信になりました」

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2021年05月15日 21:44  ベースボールキング

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写真値千金の逆転弾を放ったオリックス・吉田正尚 [写真=北野正樹]
値千金の逆転弾を放ったオリックス・吉田正尚 [写真=北野正樹]
◆ 球界のエースを打ち砕いた主砲のひと振り

 オリックスが首位・楽天に2連勝。

 この日は楽天先発・田中将大を前にゼロ行進を強いられたが、主砲のひと振りが流れを変えた。




 オリックスの先発は田嶋大樹。立ち上がりから苦しいピッチングとなったが、3回と4回のピンチはなんとか1点ずつでしのぎ、5回を投げて被安打7、失点2の内容でマウンドを降りる。

 「序盤から丁寧に投げようと考え過ぎてしまったところがあったと思います」と語ったように、5つの四死球を与えて投球数は96。

 「ランナーを許しながら最少失点でしのげてはいましたが、もっとリズムを作れるような投球がしたかったです」と、降板後は反省の言葉を口にした。



 一方、田中将大に5回まで2安打に封じられていた打線は6回に奮起。

 一死から1番の福田周平がレフト前に運ぶと、宗佑磨も続いて一死一・二塁のチャンス。ここで打席には3番の吉田正尚。

 願ってもない状況にファンの期待も高まる中、主砲は2球目の甘く入ったツーシームを逆方向に弾き返すと、舞い上がった打球はそのまま左中間スタンドへ。

 フェンスギリギリの打球にリプレイ検証が行われるも、これが正式に本塁打と認められて8号逆転3ランに。3−2と試合をひっくり返すと、8回には4番の杉本裕太郎が楽天の2番手・酒居知史からきっちりと犠飛を放ち、貴重な追加点をもぎ取る。


 4−2の9回はベテランの能見篤史がマウンドに登ったが、一死からの連続四球と岡島豪郎の安打で1失点。4−3となり、なおも一死一・三塁となったところでベンチは継投を決断。

 それでも、このピンチを託されたK−鈴木が小郷裕哉を153キロの速球で空振り三振に斬ると、村林一輝は詰まらせて遊直に仕留めてゲームセット。

 1点のリードを守り抜いたオリックスが楽天に連勝。早くもカード勝ち越しを決めた。


◆ 「これからもチームの勝ちに繋がるバッティングを」

 吉田正尚は殊勲の一発について、「打ったのはツーシームだと思います。数少ないチャンスで、チームみんながつないでくれたので、最高の結果になって良かったです」と喜びを語りつつ、「良い角度で上がって、しっかりとスイングができたので、何とか越えてくれと」と、打った瞬間の心境を振り返る。

 続けて、田中将大との対戦で最高の結果を残したことについても、「球界を代表するピッチャー。田中投手から打てたことは自信になりました」と喜びのコメント。「これからもチームの勝ちに繋がるバッティングをしていきたい」と、今後の意気込みも口にした。


 タフなゲームを制した中嶋聡監督は、主砲の一撃について「入ってくれと思ったけど、お願いするだけだった」と笑顔で振り返り、「良かったです。野手も投手も、こうやって繋いで全員でやるしかないので。全員でやっている、という雰囲気を大事にしていきたい」と手ごたえを語る。

 また、田中将大についても聞かれると、「上手くなりましたよね。あ、凄いなって思いました。若いピッチャーが学べる投球術を持つピッチャーですね」と、対戦してみての率直な印象を口にした。 


 神戸で涌井・田中という好投手を撃破しての連勝。チームにとって大きな収穫となったのは間違いない。

 順位は4位も首位・ソフトバンクとの差は「2.5」で、借金完済にも王手。勢いのままに楽天から3連勝を収め、まずは勝率を5割に戻すことができるだろうか。


取材・文=どら増田

このニュースに関するつぶやき

  • 打ったまさたかはもちろん、8回富山に代わって出てきた村西、最後能見コーチに代わって出てきたKの両名にも大きな自信になったろう。セーブという数字がね。 https://mixi.at/a8jGUpY
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  • 楽天は、去年もオリックスに苦戦していたが、今年も変わらないなーあ。
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