アタランタ、3季連続でCL出場権を獲得! ジェノアとの激闘制してユーヴェ以上が決定

0

2021年05月15日 23:54  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

ジェノアとアタランタが対戦した [写真]=Getty Images
セリエA第37節が15日に行われ、ジェノアとアタランタが対戦した。

 アタランタは前節終了時点で5位ユヴェントスと勝ち点差「3」。アタランタはユヴェントスとの対戦成績で勝ち越しているため、勝てば来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得する4位以内が確定する、という状況で試合を迎えた。

 先に決定機を迎えたのはホームのジェノア。2分、ニコロ・ロヴェッラのロングフィードにフィリッポ・メレゴーニが抜け出してフィニッシュに持ち込んだが、これは相手GKピエルルイジ・ゴッリーニにセーブされる。さらに同場面で獲得したコーナーキックでは、ファーサイドに流れたボールをアンドレア・マジエッロが右足ボレーで合わせたものの、惜しくも左のポストに弾かれた。

 最初のピンチをなんとかしのいだアタランタは、9分に試合を動かす。ルスラン・マリノフスキーとのパス交換でペナルティエリア内に侵入したドゥバン・サパタは、腕をうまく使って相手を寄せつけずにボールをキープ。最後は飛び出してきた相手GKよりも先に触って流し込んだ。

 アタランタは26分にリードを広げる。アレクセイ・ミランチュクの浮き球パスに反応したサパタは、ペナルティエリア右のゴールライン際で相手DFをはがす。サパタは飛び出してきた相手GKもいなして中央に折り返すと、中央のマリノフスキーが押し込んだ。一時はサパタがゴールラインを越えれいたとみなされノーゴールと判定されたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)のレビューでボールがピッチ上に残っていたことが確認され、追加点は認められた。

 アタランタは44分にリードを3点に広げる。左サイドからマリノフスキーが柔らかいクロスを供給すると、ファーサイドでハンス・ハテブールが頭で折り返す。最後は、DFの背後からゴール前に飛び込んだロビン・ゴセンスが頭で押し込んだ。

 3点のビハインドで折り返したジェノアは、後半立ち上がりの48分に1点を返す。エルドル・ショムロドフが敵陣深い位置で相手DFからボールを奪い、エリアの外からシュート。ボールは右のポストに当たってゴールに吸い込まれた。

 しかし51分、アタランタが再びリードを広げる。ペナルティエリアでミランチュクのパスを受けたマリオ・パシャリッチは、寄せてきた相手DFの股の間を通してゴール左下に突き刺した。

 ジェノアは65分、相手のハンドでPKを獲得。キッカーのゴラン・パンデフは相手GKの逆を突いて成功させ、ふたたび試合は2点差となる。さらに84分、ジェノアは敵陣でボールを奪ったところからショートカウンターを展開。パンデフのスルーパスに反応したショムロドフは、右足でゴール右下隅に流し込み、ジェノアが1点差に縮める。

 ジェノアの反撃は及ばず、試合はアタランタがリードを守り切ったまま終了。アタランタは3連勝でリーグ戦11試合無敗となった。アタランタはユヴェントスよりも上の順位でシーズンを終えることが確定し、3シーズン連続となるCL出場が決定した。ジェノアは2試合ぶりの黒星となった。

 アタランタは19日、コッパ・イタリア決勝でユヴェントスと対戦する。セリエA最終節は23日に行われ、ジェノアはアウェイでカリアリと、アタランタはホームでミランと対戦する。

【スコア】
ジェノア 3−4 アタランタ

【得点者】
0−1 9分 ドゥバン・サパタ(アタランタ)
0−2 26分 ルスラン・マリノフスキー(アタランタ)
0−3 44分 ロビン・ゴセンス(アタランタ)
1−3 48分 エルドル・ショムロドフ(ジェノア)
1−4 51分 マリオ・パシャリッチ(アタランタ)
2−4 65分 ゴラン・パンデフ(ジェノア)
3−4 84分 エルドル・ショムロドフ(ジェノア)

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定