参戦2年目のヴィーケイがグロージャンを交わし初優勝【順位結果】インディカー第5戦GMRグランプリ決勝レース

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2021年05月16日 06:01  AUTOSPORT web

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インディカー初優勝を挙げた20歳のリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)
インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されたNTTインディカー・シリーズ第5戦GMRグランプリ。15日に行われた決勝レースは、7番手スタートのリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)が参戦2年目で初優勝を飾った。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、16位でレースを終えている。

 インディカー3戦目で初ポールポジションを獲得したロマン・グロージャンがホールショットを決めトップをキープ。3番手スタートのジャック・ハーベイ(メイヤー・シャンク・レーシング)は、ジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)を交わし2番手を奪う。

 しかし、6番手スタートのコナー・デイリー(エド・カーペンター・レーシング)がシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)と接触しストップ。イエローコーションとなった。

 5周目のリスタートでもトップを守ったグロージャンがレースをリードする。

 トップをキープしていたグロージャンだったが、2回目のピットストップ後にリナス・ヴィーケイ(エド・カーペンター・レーシング)が迫り、45周目にオーバーテイク。ヴィーケイが実質トップに躍り出る。

 60周を走行しヴィーケイは最後のピットストップへ。トップに立ったグロージャンは、アレックス・パロウ(チップ・ガナッシ)が襲い掛かる。

パロウは、グロージャンを攻略できず先にピットイン。翌周、最後のピット作業をすましたグロージャンは、ヴィーケイと5秒差の実質2番手でピットアウトする。

 ヴィーケイ、グロージャン、パロウ、ニューガーデンの順でレースは残り20周に。

 ヴィーケイは、グロージャンとの差を広げそのままトップでチェッカー。参戦2年目、20歳のオランダ人ヴィーケイが初優勝を飾った。

 グロージャンは2位フィニッシュで初表彰台。3位はパロウが入り、佐藤琢磨は16位となった。

 5戦を終えて、初優勝3人を含む5人のウイナーが誕生したインディカー・シリーズ。次戦は、第105回インディアナポリス500マイルレースを迎える。

■NTTインディカー・シリーズ第5戦GMRグランプリ決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngineLapsSP121R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC857251R.グロージャンデイル・コイン・ウィズ・RWRH851310A.パロウチップ・ガナッシH85442J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC852515G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH8511622S.パジェノーチーム・ペンスキーC8510727A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH851483S.マクラフランチーム・ペンスキーC85599S.ディクソンチップ・ガナッシH8516108M.エリクソンチップ・ガナッシH85151112W.パワーチーム・ペンスキーC85121228R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH85191326C.ハータアンドレッティ・オートスポートH8581418E.ジョーンズデイル・コイン・レーシングH859155P.オワードアロウ・マクラーレンSPC85181630佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH8517177F.ローゼンクヴィストアロウ・マクラーレンSPC85131829J.ヒンチクリフアンドレッティ・オートスポートH85221914S.ブルデーA.J.フォイト・レーシングC8420204D.ケレットA.J.フォイト・レーシングC84242186J.P.モントーヤアロウ・マクラーレンSPC84252211C.キンボールA.J.フォイト・レーシングC84212360J.ハーベイメイヤー・シャンク・レーシングH8432448J.ジョンソンチップ・ガナッシH84232520C.デイリーエド・カーペンター・レーシングC506

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