親子で通算4度目のFA杯制覇…GKシュマイケル「子供の頃から夢見ていた」

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2021年05月16日 06:10  サッカーキング

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FAカップ初優勝を喜ぶGKカスパー・シュマイケル [写真]=Getty Images
レスターに所属するデンマーク代表GKカスパー・シュマイケルが、FAカップ初優勝を喜んでいる。15日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。

 レスターは同日、FA杯決勝でチェルシーと対戦。約2万1000人の観客が入った『ウェンブリー・スタジアム』で、ベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスのゴールで1−0で勝利。初優勝を飾った。データサイト『Opta』によると、レスターはFAカップで優勝を果たした史上44番目のクラブで、同大会で初優勝クラブが生まれたのは2012−2013シーズンのウィガン以来、8シーズンぶりのことだという。

 キャプテンマークを巻いてこの試合にフル出場したシュマイケルはイングランド代表DFベン・チルウェルや同代表MFメイソン・マウントのシュートを見事なセーブで防ぎ、チームを勝利に導いた。

 同選手の実父であるピーター・シュマイケル氏は現役時代はGKとして代表でも活躍したレジェンドだが、マンチェスター・Uに在籍した1991年から1999年の間に3度のFAカップ制覇を成し遂げている。そのため、親子で通算4度目のFAカップ制覇となったこともあり、シュマイケルは以下のように喜びを語った。

「言葉にできないほどうれしいよ。これまでにこのトロフィーを掲げてきた人たちのことを考えるとね。そして今日、自分がこのトロフィーを掲げることができるということは、僕の想像をはるかに超えている。子供の頃から夢見ていたことなんだ。試合の最後の数分は恐ろしくて、早く終了の笛が聞きたかった。でも今、報われた」

 現在34歳のシュマイケルは、実父の現役最後のクラブとなったマンチェスター・Cの下部組織出身。2004年にトップチーム昇格を果たすと、2006年からはレンタル移籍で国内クラブを渡り歩く。2009年にノッツ・カウンティへ完全移籍を果たすと、翌年にはリーズにフリーで加入。2011年夏にレスターに加わり、2013−2014シーズンのプレミアリーグへの昇格、2015−2016シーズンのプレミアリーグ初優勝などに貢献。レスターでは公式戦通算424試合に出場している。

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