芸能人への恋心、どうすべき? 誰かを好きになる時「圧倒される特別な存在」は自分を強くする しいたけ.さんがアドバイス

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2021年05月16日 11:30  AERA dot.

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写真占い師、作家 しいたけ.
占い師、作家 しいたけ.
 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

*  *  *
Q:芸能人の方に恋をしています。現実世界で会ったわけではなくテレビの中と外で好きになってしまいました。普通じゃないと思うのですが、それでも好きで。何が本当の好きで何が違うかがわからなくて、この恋はできればしたくなかったなと思っています。答えがほしかったわけではなく誰かに聞いてほしくて送りました。(女性/デザイナー/24歳/てんびん座)

A:こういうお便りはすごく嬉しいです。この相談室は、答えや解決を求めていない話でも「こういうことがあったんですよ」と話を聞かせてもらう場所でもありたいと思っています。

 人を好きになる気持ちって、いろんなバリエーションがあると思います。芸能人の人を好きになるというのはどういうことなのか。僕なりに考えてみました。それは、何かの「強さ」に圧倒された状態に入ったということなのかなと思いました。先日タクシーに乗っていてたまたま外を見たら、おそらく女優の方がマンションのエントランスから出てくるところで。一瞬時間が止まったような気がしました。その一角だけが絵画みたいで、オーラと言うか、やっぱりただものじゃない。圧倒される何かがありました。

 通常、誰かを好きになるときに多いパターンとして、「この人は私の理解者になってくれるかもしれない」、またはその逆パターンで「私だったらこの人の理解者になれるかもしれない」という気持ちが「好き」の王道パターンだと思うんです。でも自分が圧倒される存在に対しては、ちょっと違う気がします。ただ崇拝していたい、せめて見守らせていただきたい、みたいな。「この人がいるから強くなれる」という気持ちもあるかもしれません。

「この人は私にとって本当に特別な人だ」という存在、圧倒される存在は、僕は自分が「特別な自分」になっていくときに、必要な存在なんじゃないかと思うんです。例えば10代の頃に同じ音楽を何度も聞いたり、録画した芸能人を何度も見たり、それは「強さを分けてもらっている」のかもしれません。僕は10代のときにおぎやはぎの小木さんに圧倒されたことがあって。毎週小木さんのビデオを見ていた時期があったんですよね。あの屈しない強さというか、世の中のおかしいことにストレートに切り込んでいくみたいな強さに圧倒されて。絶対自分にはできないことだったので、憧れを持っていました。何とかしてその強さを自分に吸収したいみたいな気持ちというか。

 てんびん座は孤独性みたいなものが強い人。「私は私でしかないんだ」という境地にいる人たちです。そして人まねができない自分に対して、ちょっと寂しさも持っている。強い自分の美学があるからこそ、自分の流儀を持っている人に対して引かれます。てんびん座がある人に強烈に引かれるのは、もしかしたら自分の殻を壊すために必要なステップかもしれません。

しいたけ./占い師、作家。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究しながら、占いを学問として勉強。「VOGUE GIRL」での連載「WEEKLY! しいたけ占い」でも人気

※AERA 2021年5月17日号

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  • 話題や記事のタイトルより、最初に気になった星座を終盤で出されたのに感心が起きた。ありがとよぉ(。_。)φ
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