ロッテ・佐々木朗、初登板は5回4失点 打線が援護し初勝利の権利持って降板

24

2021年05月16日 16:04  ベースボールキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

ロッテ・佐々木朗希 (C)Kyodo News
◆ 107球の力投、最速は154キロ

 ロッテの2年目・佐々木朗希投手(19)が16日、本拠地・ZOZOマリンでの西武戦で一軍デビュー。5回までに4点を失ったが、打線の援護もありプロ初勝利の権利を持って降板した。

 初回、先頭の若林に左前打、3番・森には中前打を許すなど一死一、三塁のピンチを背負ったが、4番・山川をフォークで空振り三振、5番・栗山は左飛に仕留め無失点スタートを切った。するとその裏、ロッテは1番・荻野が先頭弾となる2号ソロを左翼席へ運ぶと、続くマーティンは11号ソロを右翼席中段へ。2者連続弾で2点を先取した。

 援護を受けた佐々木朗は2回、8番・スパンジェンバーグを154キロの直球で空振り三振に仕留めるなど3人斬り。その裏、味方打線が再び2点を追加し、プロ初登板初勝利へリードは4点に広がった。

 しかし3回、先頭9番・金子の一ゴロを一塁・レアードが失策。二盗を決められ得点圏に走者を背負うと、1番・若林に中前適時打を許しプロ初失点を喫した。その後、2番・源田に右中間突破の適時三塁打を浴び2点目を失うと、栗山には中犠飛を許し3失点目。一気に1点差に詰め寄られた。

 5回は先頭の2番・源田を四球で歩かせると、盗塁と内野ゴロで一死三塁のピンチ。4番・山川を見逃し三振に仕留め二死まで漕ぎつけたが、続く栗山の打席で暴投。三走・源田の生還を許し4−4の同点に追いつかれた。

 それでもその裏、ロッテはマーティンがこの試合2発目の12号2ランを右翼席へ運び6−4と勝ち越し。佐々木朗は5回107球、6安打4失点(自責点2)、5奪三振2四球の内容で勝利投手の権利をつかみ、ロッテはドラフト1位の鈴木が6回のマウンドに上がった。

 佐々木朗は2019年のドラフトで4球団から1位指名されロッテに入団。昨季は体づくりに専念しファームでの登板もなかったが、今季は開幕から二軍で実戦登板。ここまで5試合に登板し1勝0敗、防御率0.45とじっくりと調整を進めてきた。

このニュースに関するつぶやき

  • たったいま、勝ちが消えた……
    • イイネ!3
    • コメント 2件

つぶやき一覧へ(15件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定