阪神の新助っ人・アルカンタラが初勝利 江本氏と達川氏は来日初登板をどう見た?

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2021年05月17日 07:04  ベースボールキング

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阪神のラウル・アルカンタラ
◆ "勝ち頭"ガンケル離脱のなか白星発進

 今季から阪神に加入したラウル・アルカンタラ投手は16日、敵地で行われた巨人戦にて来日初登板。6回7安打5失点の内容だったが、打線の援護にも恵まれて初先発初勝利を手にした。

 6−2の4点リードで迎えた6回に4連打と味方の悪送球なども絡んで1点差まで迫られたものの、なんとかリードを守って降板。150キロ超のストレートにチェンジアップなどを組み合わせるストライク先行の投球で、注目の初登板は打者25人に対して無四球ピッチングだった。

 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた江本孟紀氏は「投げ方を見てもコントロール良さそうな投げ方だよね。割とまとまってるんじゃないんですか。良いストレートを投げてる」と、虎の新助っ人についてコメント。電話出演した達川光男氏も「非常に角度があって、テンポも良く、コントロールが良さそう」と評価した。

 また、達川氏は今後の起用について「(先発ローテーションで)回すんじゃないですかね。チェンも今ひとつなので。外国人枠の関係があるのでどうなるかわからないですが、外国人の先発投手の中では一番いいと思いますよ」と、ローテーション定着へ太鼓判を押した。

 阪神は打線の中軸を担うマルテ、サンズに加えて守護神のスアレスが不動の主力として君臨。チームトップの5勝を挙げているガンケルがコンディション不良で一時離脱しており、現時点では外国人の一軍登録残り2枠をエドワーズ、新加入のチェン・ウェイン、ロハス・ジュニア、アルカンタラの4選手が争っている状況だ。

 助っ人も一軍生き残りをかけた戦いを繰り広げている阪神。「韓国でシーズン20勝」という実績を引っさげて加入したアルカンタラにとっては、初星を手に上々のNPBキャリアスタートとなった。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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