レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が、今シーズン限りで退団するとの報道を否定した。16日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
リーガ・エスパニョーラ第37節が16日に行われ、レアル・マドリードはアスレティック・ビルバオと対戦。68分のナチョ・フェルナンデスのゴールが決勝点となり、1−0で勝利を収めた。
この結果、首位アトレティコ・マドリードとは勝ち点差「2」のまま、最終節を迎えることになったジダン監督は試合後、「私たちは自分たちの試合をプレーするだけで、ビジャレアルとの難しい試合を残している。だから、自分たち自身に集中しなければならない」と意気込みを語った。
また、一部報道では、すでに今シーズン限りで退団することを選手たちに伝えたことが報じられ、去就にも注目が集まっているジダン監督。しかし、このことについては「全力を尽くして戦っている今、どうして私が選手たちにここを離れるなどと伝えるのだろうか?」と報道を否定した。
「外から物事を言う時には好きなことを言うことができる。選手たちにそのようなことを言うつもりは全くない。シーズンが終わった時にどうなるかは見ていくしかないが、私はまだここにいて、最終戦に集中している。自分の将来について常に話すことはできない。最も重要なことは残っている最後の試合だ」