アンチェロッティ監督が勝率の悪いホームにコメント「同じチーム、同じ選手なのに…」

エヴァートンのカルロ・アンチェロッティ監督が勝率の悪いホーム戦についてコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　エヴァートンは16日、ホームでシェフィールド・Uと対戦。すでに降格が決まった再開のシェフィールド・Uに0−1で敗れたことで今季ホーム9敗目。ヨーロッパリーグ（EL）出場権を争う5位トッテナム、6位ウェストハムと勝ち点で並ぶ機会を逸した。

　アンチェロッティ監督は試合後「今日敗れたことで、来シーズン欧州の舞台に立つチャンスをほとんど失ってしまった。大きな機会を失ったよ。以前よりも可能性が狭まった。残り2試合だ。シーズン終わって最後に立っている場所を見てみよう」と肩を落とした。続けて「ホームで何が起こっているかここで説明するのは難しい。多くの試合で負けているし、同じような試合（展開）になっている」と語った。

　また、「私は責任を取らなければならない。選手たちにもそうしてほしい。本当に恥ずかしいよ」と語ったアンチェロッティ監督は、19日に行われる第37節ウルヴァーハンプトン戦について言及。サポーターが戻ってくるホーム最終戦に向けて奮起を促している。

「我々は目を覚まさなければならない。幸いにも次の試合にはサポーターが来てくれるので、彼らが我々を目覚めさせてくれることを願っているよ。サポーターは我々をもっと集中させてくれると思う。なぜ我々がアウェイでうまくできるのにホームだと上手くいかないのか説明できない。同じチーム、同じ選手なのにね。早急に改善しなければならない」