フェリーさんふらわあ、大分〜別府航路で欠航　乗組員の新型コロナ感染で

フェリーさんふらわあは、大分〜別府航路の「さんふらわあ こばると」に勤務していた社員1名が新型コロナウイルスに感染したことが判明し、同航路2便で欠航が発生したと発表した。

欠航したのは、5月16日の別府発大阪行きと、17日の大阪発別府行き。運賃などは全額払い戻す。

16日に、船の操舵等運航に関する業務を担当する、甲板手1名に発熱の症状があり、同日病院でPCR検査を受け陽性が判明、現在は隔離・療養しているという。保健所によれば、乗客に濃厚接触者はいないとしている。社員に濃厚接触者があり、適切に対応するとしている。さんふらわあ こばるとの乗組員区画や公共スペースは、乗組員により消毒作業を実施したが、18日に専門業者による消毒も実施予定としている。