28年越し、『ブタメン』のキャラ名決めた理由 “アタリつき”廃止には減少した駄菓子屋の影響も

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2021年05月18日 08:40  ORICON NEWS

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写真1993年当時の『ブタメン』(とんこつ味)
1993年当時の『ブタメン』(とんこつ味)
 発売から28周年を迎えた『ブタメン』。目がうずまきのブタのイラストが描かれているミニサイズのカップ麺で、子どもを中心に人気を集めている商品だが、これまでそのブタのキャラクターに名前がなかった。しかし、3月にTwitterで投票が行われ、名前が「ブタメンくん」に決定。一体なぜ、改めて名前を決めようと思ったのだろうか。『ブタメン』が生まれた経緯や、近年駄菓子屋が減少してきている影響についても聞いた。

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■もともとは『ベビースター』として誕生 あまりの人気に独立し『ブタメン』に

――今年、『ブタメン』は28周年を迎えたそうですが、このタイミングでキャラクター名を決めようと思われた理由は何でしょうか。

わかりやすくてインパクトのあるネーミングとして採用した『ブタメン』を知っていただくために描かれたイラストという認識でしたので、これまでキャラクター化について想定していませんでした。しかし近年、ブタメンの関連グッズの要望等が増え、SNS上でもこのグッズ類が可愛いと評判になっていたことから、この度のキャラクター名を決めることとしました。

――投票の結果、「ブタメンくん」という名前に決まりましたね。

公表はしていなかったのですが、性別は男の子で、社内では以前から愛称として「ブタメンくん」と呼んでおりました。発売から28年たった今、パッケージに書かれたブタのイラストがキャラクターとして、名前を命名いただけるまでに成長したことを大変嬉しく思います。さらに幅広く知っていただけるように、『ブタメン』のアイコンとして、愛嬌のある表情をした「ブタメンくん」がこれからも活躍してくれると思います。

――ほかにはどんな名前が候補に挙がっていたのでしょうか。

「ブタメンくん」、「ブースケ」、「ブタノスケ」、「ブタッピー」の4つの候補からTwitterにて投票いただき、決定しました。

――そもそも『ブタメン』はどのように生まれたのでしょうか。

ミニカップラーメンの『ベビースター当りら〜めん』のしょうゆ味、カレー味に次ぐ3番目の味として1993年に誕生しました。ミニカップラーメンの商品ラインナップを充実させるために、1980年代後半に流行した“豚骨ラーメン”を新フレーバーとして選定し、インパクトのあるネーミングと親しみやすいパッケージにするため、“とんこつ=ブタ”ということから、わかりやすくてインパクトのある『ブタメン』という名前になりました。他社商品ではマンガのキャラクターが入ったパッケージが人気でしたので、ブタメンのネーミングに合うブタのイラストを企画担当者が考案して誕生したのが、この「ブタメンくん」です。3番目の味として発売したとんこつ味でしたが、これが最も人気の商品となり、『ブタメン』シリーズとして展開するまでに至りました。

■駄菓子屋で買ってその場で食べる慣習が風化、それでも“楽しさ”提供し続けロングセラーに

――『ブタメン』はカップ麺でありながら駄菓子という他にない商品だと思うのですが、その良さとはどんなところにあると思われますか。

お菓子のように楽しみながら手軽に小腹満たしができる、お菓子以上、食事未満な唯一の選択肢であると思っています。お菓子であっても本場の味を再現しなければならないと、開発担当者はとんこつラーメンの本場・九州に出張し、現地のとんこつラーメンを片っ端から食べたと聞いています。また、具がないシンプルさゆえに、身近な食材をほんの少しプラスするという楽しみ方もあります。駄菓子屋でブタメンを食べていた子どもたちは、豊かな創造力で他の駄菓子をトッピングして楽しんでいました。現在はそのような光景をみることは少なくなりましたが、当時の子どもたちと同じような“楽しさ”を味わってほしいと、近年はブタメンにトッピングをして楽しむ食べ方提案にも力を入れています。このようなカップ麺ではできない楽しみ方ができることが、現代でも駄菓子らしさを兼ね備えている理由だと思います。

――今では多くの種類がありますが、特に印象に残っているものを教えてください

印象が強い味は2007年発売「にんにくダイナマイト味」「メキシカンチリ味」、2008年「うまうまあんかけ味」、2010年「ペペロンチーノ味」、2011年「コーンポタージュ味」ですね。

――時代の変化とともに、いわゆる“駄菓子屋さん”が少なくなってきましたが、『ブタメン』にはどのような影響があったのでしょうか。

駄菓子屋のお菓子の魅力のひとつである“アタリつき”を『ブタメン』は時代に合わせて変化させてきました。「フタをめくって“アタリ”が出るとその場でもう1つプレゼント」という形態から、「マークを集めて応募する」というプレゼントキャンペーンに切り替えたことで、駄菓子屋で買ってその場で食べる、という光景をみることがなくなってもなお、子どもたちに“ワクワク”を味わってもらえています。

――28年にもわたって愛されている理由は何だと思われますか。

発売当時から変わらずに、『ブタメン』ならではの“楽しさ”を提供し続けている点ではないでしょうか。前述の通りですが、多くの味や子供たちの創造性を刺激する食べ方など、時代が変化してもなお、いつも楽しいギミックを仕掛け続けていることで『ブタメン』は愛され続けているのだと思います。

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  • ナレーター「「ブタメン」とは人とブタの共存の為に結成されたミュータントチームである!」
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  • いい機会だから、『サザエさん』の 早川 さんと 堀川 くんの下の名前も決めちゃおうぜ�֥��顼����
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