桐谷さんはどうやっている?「優待株の分散投資」のやり方

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2021年05月18日 12:21  All About

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写真ファイナンシャルプランナーの山口京子さんと、元プロ棋士で個人投資家の桐谷広人さんとの特別対談「現金を使わない!?投資家・桐谷さんの家計と株式投資のテクニックとは」から、桐谷さん流の優待株の分散投資のすゝめについてお届けします!
ファイナンシャルプランナーの山口京子さんと、元プロ棋士で個人投資家の桐谷広人さんとの特別対談「現金を使わない!?投資家・桐谷さんの家計と株式投資のテクニックとは」から、桐谷さん流の優待株の分散投資のすゝめについてお届けします!

リーマンショックで資産を失ったこともある桐谷さん……今はどうやって投資している?

ファイナンシャルプランナーの山口京子さんと、元プロ棋士で個人投資家の桐谷広人さんとの特別対談「現金を使わない!?投資家・桐谷さんの家計と株式投資のテクニックとは」から、桐谷さん流「優待株の分散投資」の方法についてお届けします!

●プロフィール
桐谷広人さん:1949年広島県出身、将棋棋士・投資家。日本テレビ系のバラエティ番組『月曜から夜ふかし』で現金を使わず、株主優待のみで生活をする姿が話題になった。現在はテレビ、雑誌、書籍などで幅広く活躍。『桐谷さんの株主優待のススメ』など著書多数。

山口京子さん:1966年名古屋出身、ファイナンシャルプランナー。All About家計簿・家計管理ガイド。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格取得。テレビ、ラジオ、セミナーで活動中。『なまけものが得をする ワンコインつみたて投資術』など著書多数。

* * *

まずは一つの銘柄から始めてみるとよい

桐谷さん:『世界一受けたい授業』で東大の名物先生が出ているスペシャルがあったんですけども、「投資で1番大事なことは何でしょうか?」って聞いたら、「1に分散、2に分散、3、4がなくて5に分散」と答えておられましたね。投資は分散すると、どこかが暴落しても、どこかが上昇するので、バランスが取れるという。そういう意味で優待株の分散投資が、一番利回りも良いし安全ですね。

つい最近、ある企業が上場廃止になることが決まり、近いうちに優待券が紙切れになるんですが、私もけっこうな数を持っていましたので、かなりの損になります。でも、他に1000銘柄以上持っているから、たとえ一つの会社が潰れても、分散をして株をたくさん持っていると他の株が5倍、10倍になる可能性もあるのでバランスが取れて、比較的に安全なんですね。

山口さん(以下敬称略):まずは一つの銘柄から始めてみましょう。

桐谷:そうですね。とりあえず利回りのいい銘柄やQUOカードなどがもらえる優待がいっぱいありますから、一つ買ってみるとよいです。まずは一つの銘柄で優待の良さを知って、余裕資金があったら二つ目、三つ目と広げていけば、定年を迎える頃には私みたいに優待で暮らせるようになると思いますね。

昼夜逆転!? 桐谷さんの一日

山口: 桐谷さんは、夜が活動時間のことが多いですよね。

桐谷:そうですね。夜、原稿を書いています。さらに自分の株式の売買帳なども書いていると深夜になっちゃうんですね。朝の4時ぐらいになると日経新聞が届いて、それを見たりとか、5時45分になるとテレビ東京で『Newsモーニングサテライト』が始まるんで、それも見ていると朝の8時ぐらいになって。9時から株式相場が開くんですけど、私は9時ぐらいから寝てしまいます。

午後1時に目覚ましが鳴って、なんとか起きまして、優待でいただいたコーヒーを飲んで、目をパッチリ覚ましたらパソコンをつけて株価を見るという。

優待株狙いの指値をするようになって精神的に楽になった

桐谷:なので私は朝早く起きて株価を見て売買をするのではなく、指値をします。たとえば、今10万円の株があると、「9万円まで下がったら買いましょう」ということをしています。 午後の1時半ぐらいにパソコンを開いて、もし売買ができているのならば、安く買えたか儲かったかのどちらかということがわかります。指値が入っていないときは「何もなかったんだな」と思う。そんなような感じですね。

山口:投資や株取引というと、ずっとパソコンに向かって売買しなきゃいけないというイメージがある方も多いんですけれども、桐谷さんの場合は、「罠を仕掛ける」といったイメージですね。

桐谷:そのほうがいいですね。私は2007年に将棋士を引退したとき、3億円ほど金融資産がありました。そのあと悠々自適な暮らしを送ればよかったんですよ。でも、もう将棋の勉強をしなくていいと。「よし、株で大儲けしてやろう」と思っていたんですね。

デイトレーダーみたいに毎日売買して、どんどん儲けようと思って、パソコンにへばりついてやろうと思ったら、リーマンショックが起きて。そして大損して、体調も悪くなって死にそうになって。もうあの頃はパソコンにしがみついて必死で売買していましたね。

これは本当によくないなと思ったときに、岩崎日出俊さんという方の本を読みました。「素人は一時的に儲けても、結局株で損してしまうし、毎日株の上がったり下がったりを見ているだけで翻弄されてしまって、人生を失ってしまう」みたいなことが書いてありまして、私もそうだなと思ったので、必死に売買するのをやめて、指値での売買に転換しました。

優待がある株を買って、優待をいただいて、優待で人生を楽しむ、そのような方針に変えたんですね。優待目当てに売買する優待生活になりまして、株価が上がっても下がってもあまり関係ないんですね。「優待をいただいて人生を楽しめばいい」という風に考えたら、本当に精神的に楽になりましたね。

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リーマンショックで資産を一時失ってしまい、精神的にもつらい思いをした桐谷さん。優待株を分散投資し、指値で売買するという方針に転換して、資産も精神も向上したという経験談は、我々が投資をする上でとても参考になりそうですね。
(文:All About 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • 無配優待無しは一番最悪な銘柄ですね。自分のシナリオ(予想)が崩れたら、損切りするか塩漬けするしかありません。塩漬けでも優待配当がそれなりにあれば。いずれは元は取れますが、無配優待無しでは元は取れませんから。
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