バルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバは、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節のセルタ戦後、去就が注目されるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについてコメントした。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
3位バルセロナは本拠地『カンプ・ノウ』にセルタを迎えた。逆転優勝を目指すバルセロナは28分にメッシが先制点を奪うものの、スペイン人FWサンティ・ミナのゴールで追いつかれ、1−1で折り返した。後半もバルセロナがセルタのゴールに迫るも追加点をあげることができない。そして、83分にフランス代表DFクレマン・ラングレがこの日2枚目のカードで退場を強いられると、6分後にまたしてもサンティ・ミナにゴールを決められ1−2で敗れた。
J・アルバは優勝争いに生き残るためには勝利が必要だった試合に敗れたことを次のように振り返った。
「前半はセルタがあまり攻めてこなかったからとても良かったけど、相手が素晴らしいゴールを決めてしまった。僕たちは試合をコントロールできていたが、後半は少しおかしくなってしまった。彼らは非常に良いプレーをしていたが、僕たちは非常に運が悪く2点目を取られてしまった」
また、後半は攻撃的な圧力をかけたことで彼らにゴールを与えてしまったと付け加えた。
「後半の僕たちに起こることは心理的なものではない。僕たちは2点目を取りたかったし、より多くのスペースがあった。僕たちは勝たなければならなかった…。そして、2点目が欲しいときには前がかりに攻撃をするもだ」
さらに、シーズン終盤のチームのパフォーマンスについてもコメントをした。
「悪い状況になったときには、選手たちに責任がある。しかし、セルタは素晴らしいチームで、僕たちを苦しめた。これがサッカーだ。これからエイバル戦に向けて、素晴らしいパフォーマンスを見せたい」
最後に、メッシの去就について言及した。
「今日がメッシのカンプ・ノウでの最後の試合にならないことを願っているが、それは彼が決断しなければならないことだ」
今節で優勝の可能性が消滅したバルセロナは次節、22日にエイバルとアウェイで対戦する。果たして、メッシにとってバルセロナでの最後の試合になるのだろうか。