DeNAのオープニングゲームバッテリーが復活!高崎「100点」黒羽根「5点」

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2021年05月18日 21:50  ベースボールキング

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ベースボールキング

18日、試合前のセレモニアルピッチに登場した高崎氏と黒羽根氏[球団提供]
◆ 当時のユニフォームで登場

DeNAは18日、横浜スタジアムでの中日戦の試合前に、DeNAの10周年を記念するセレモニー「YDB 10th ANNIVERSARY CEREMONY」を開催。DeNAベイスターズの初陣でバッテリーを組んだ高崎健太郎氏と黒羽根利規氏がセレモニアルピッチを行った。

 当時の濃紺のビジターユニフォームに身を包んだ2人は、久しぶりの横浜スタジアムのグラウンドに登場。高崎氏は「初年度の開幕投手となり、最初の一球を投げられたことは光栄」と真面目にコメントしたが、一方の黒羽根氏は「緊張して試合前にご飯が喉を通らず、お腹が空いた状態で試合に望んだことしか覚えていない」と対極的なコメントを述べ、スタンドを沸かせた。

 その後、打席に乙坂智を迎えてセレモニアルピッチを実施。当時と変わらぬフォームから投じられたストレートは、インコース低めに構えた黒羽根氏のミットに収まり、ファンからは声援に代わる大きな拍手が送られた。

 イベント後、取材に応じた高崎氏は「本当に足が震えて、緊張しました。久しぶりの感触でした」と振り返り、黒羽根氏は「メチャ緊張しました。試合とは違った緊張感で新鮮でした」とコメント。投球に関しては、高崎氏が「意外にちゃんと低めにいって、ノーバウンドで投げられたので100点」と答えると、女房役の黒羽氏は「キレイにキャッチングしたかったんですけど、下手くそになってますね。10点満点中5点」と、悔しがっていた。

 最後に高崎氏は「機会を与えてくれた球団に感謝。マウンドに立ったときのファンの皆様の声援がとても嬉しかった」と述べると、現在もチームスタッフとして活動していることもあり、「選手同士、声を掛け合って、チームワークも良くなってきている。チームを支えられるように、精一杯頑張っていきたい」と続けた。

 一方、BCリーグ栃木でコーチを務めている黒羽根氏は「栃木に行っても球団が呼んでくれて、みんなの前で元気な姿を見せることができて良かった。ベイスターズの応援よろしくお願いします」と、地元上大岡出身の浜っ子らしい言葉で締めた。

 会見中は黒羽根氏が「高崎といえばスライダーだろ」と突っ込むと、高崎氏は「ムリムリムリ」と返し、高崎氏が「的が大きく投げやすい」と言えば、黒羽根氏は「顔がでかいからね」と、絶妙なコンビ芸で取材陣を笑わせるなど、今でも息の合ったところを見せた名バッテリーの姿は、10年前にタイムスリップしたような空気感を醸し出していた。


写真・取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)

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  • 高さ危険太郎!高さ危険太郎じゃないか!相変わらず危険な所に投げたのか!…あと、どうして隣の日ハムの人、ベイのユニ着てんの?
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