賽銭箱に出現した「お金入れないで」 その誕生背景が素晴らしすぎると話題

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2021年05月19日 05:20  しらべぇ

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しらべぇ

写真(画像提供:マラカスちゃんさん)
(画像提供:マラカスちゃんさん)

新型コロナウイルスに関連する、暗いニュースが続く昨今。しかし周囲に目をやれば、心が思わず温まる優しさに満ちあふれた出来事に遭遇するケースも珍しくない。

ツイッター上では近頃、とある寺院内に貼り出された「説明文」に反響の声が多数寄せられている。

■寺院内で見かけたのは…

注目を集めているのは、ツイッターユーザー「マラカスちゃん」さんが15日に投稿した一件のツイート。

「優しい世界」とつづられた投稿には、「お賽銭箱の中で、四十雀(シジュウカラ)が巣づくりをしています」「雛が巣立つまで、お金を入れないでください」という呼びかけの言葉が記された説明書きの写真も。

こちらの説明書きには、卵から孵ったばかりの鳥の雛のイラストが添えられており、見ているだけで心が温かくなってくる。

優しい世界。 pic.twitter.com/nxj4Donttt

— マラカスちゃん (@unio01) May 15, 2021

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■これは確かに「優しい世界」

鳥の雛を気遣ったこちらのメッセージを受け、他のユーザーからは感動の声が続出。

同ツイートは投稿からわずか数日で6,000件以上ものRTを記録しており、「これは本当に素敵な気遣いですね」「このご時世に、こんなに優しい世界が存在することが嬉しい」「無事に巣立ってほしいです。素晴らしい!」といった反響のリプライが多数寄せられていた。

ツイート投稿主「マラカスちゃん」さんに詳しい話を聞いたところ、こちらの説明文は兵庫県・神戸市の摩耶山天上寺(まやさんてんじょうじ)で見かけたものだそう。

そこで今回は同寺院に、話題の賽銭箱をめぐる取材を依頼したところ…多くの人々が気になっていたであろう事実が明らかになった。

■副住職も、これにはニッコリ

今回の取材を快諾してくれた同寺院の副住職に、まずは件の説明書きに関する詳細を尋ねてみる。

こちらの張り紙は今年から新たに登場したものではないようで、伊藤氏からは「3月末から6月の初め頃の時期になると四十雀が巣作りにやってくるため、毎年このような説明書きを掲示させて頂いております」という回答が。

微笑ましい内容の説明書きがツイッター上で話題になっている件に関しては、今回の取材時に初めて知ったようで、終始笑顔を崩さぬまま応対してくれた。

■現在は賽銭が不可能…?

と、ここで気になるが現在賽銭は「不可能なのか」という点である。実際、ツイッター上には「こんなに素晴らしいお寺さんなら、ぜひ賽銭したいのですが…」「今は実質、お賽銭が不可能なのかな」といった声が少なからず上がっていたのだ。

こちらについて質問してみると、「本堂の方にある賽銭箱であれば、使用可能となっております」とこれまた笑顔での回答が返ってきた。寺院内には複数の賽銭箱が設置されており、件の説明書きが設置された賽銭箱はその内の2つだという。

摩耶山天上寺をはじめとする、多くの人の優しさに支えられた四十雀の雛たち。元気な姿で巣立っていく姿を想像すると、温かい感情が胸の内から湧き上がってこないだろうか。

・合わせて読みたい→『鬼滅の刃』を読破した住職 仏教から見た煉獄さんのスゴさを熱弁

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

このニュースに関するつぶやき

  • 新西国三十三箇所観音巡礼で三回くらい参拝した。 六甲山地の摩耶山の山頂に鎮座しているから神戸の秘境のような場所だ。 山上の寺院とは思えない大寺院だから賽銭箱はたくさんある。
    • イイネ!2
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  • タイトルだけ見て、感染予防で賽銭箱を封印したのかと思った…疲れてるな、俺…)-_-;(
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