澤村、2/3回2失点もメジャー初黒星消える 主砲マルティネスが劇的逆転弾

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2021年05月21日 12:20  ベースボールキング

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レッドソックス・澤村拓一
● ブルージェイズ 7 − 8 レッドソックス ○
<現地時間5月20日 TDボールパーク>

 レッドソックスの澤村拓一投手(33)が20日(日本時間21日)、敵地でのブルージェイズ戦に救援登板。同点の6回に2失策もあり2/3回で2点を失ったが、チームは9回に劇的な逆転勝利を収めメジャー初黒星を回避した。

 澤村は5−5の同点で迎えた6回に2番手として登板。先頭の8番・ジャンセンに右中間突破の二塁打を許すと、右翼・レンフローがクッションボールの処理を手間取る間に三塁進塁を許した(記録は二塁打と失策)。無死三塁で9番・デービスにはカウント1−1後の直球を痛打され左前適時打。5−6と勝ち越しを許した。

 続くセミエンは二塁への小フライに打ち取り、その後、四球と空振り三振で二死一、二塁。4番・ヘルナンデスは遊ゴロに打ち取りイニング終了かと思われたが、今度は好捕した遊撃・ボガーツの二塁送球を二塁・チャビスが落球。このイニング2つ目の失策でピンチは広がった。二死満塁で5番・グリチェクに右前適時打を許し2失点目。澤村はここで降板となり、2/3回で3安打2失点、1三振1四球の内容。2失策が絡んだため自責点は付かず、防御率は3.18となった。

 レッドソックスは2点を追う9回、前阪神のブルージェイズ守護神・ドリスから1点を返すと、なおも二死三塁の好機で3番・マルティネスが12号2ランを右中間席へ。土壇場で試合をひっくり返し、澤村のメジャー初黒星は消滅した。

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