ヤクルト・小川泰弘が2試合連続の快投で4勝目「1球1球しっかり投げられた」

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2021年05月23日 00:54  ベースボールキング

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ヤクルト・小川投手
◆ チームトップの4勝目

 ヤクルトは22日、神宮球場で行われたDeNA戦に1対0で勝利。3回に飛び出した西浦直亨の2号ソロの1点を継投で守り抜いた。

 先発の小川泰弘は8回3安打無失点、5奪三振。100球を投げ抜き、チームトップとなる4勝目をマーク。9回はマクガフが無死三塁のピンチを背負ったものの、後続を抑えて辛くも勝利した。

 小川は2試合連続の完封こそならなかったが、チームの連敗を「2」で止める快投に「1球1球しっかり投げられた」と胸を張った。

 高津臣吾監督も「球も低かったし、空振りも取れたということはすごい状態は良かったのかなと思います。先週と引き続き丁寧に意識して、というところは感じました」と評価した。

 ヤクルトはこれで交流戦前の勝ち越しが決まったが、小川は先発の軸として、パ・リーグの強打者相手にも怯まず立ち向かっていく。

 「勇気を持って腕を振って、どんどん攻めていくピッチングをしていきたい」。リーグ戦の勢いそのままに、交流戦のマウンドへ向けてさらにギアを上げていく。

 「いい状態であることは間違いない。継続していきたい」。エースの言葉と同様に、チームは上昇気流に乗っていきたい。


取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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