DeNA・今永の復帰登板は5回途中6失点 村上特大アーチなど2被弾

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2021年05月23日 19:31  ベースボールキング

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DeNA・今永昇太
ヤクルト − DeNA
<12回戦・神宮>

 左肩のクリーニング手術から完全復活を目指すDeNAの今永昇太投手(27)は23日、敵地で行われたヤクルト戦で今季初先発。野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督ら代表関係者が見守るなか、5回途中7安打6失点と打ち込まれる復帰登板となった。

 立ち上がりからヤクルト打線に捕まった。1点を先制した直後の初回、1番・塩見泰隆と2番・中村悠平に連打を浴びてわずか3球で同点にされると、連続四球も絡む打者9人の攻撃で計3失点。2回は三者凡退と立て直したかに思われたが、3回一死から5番・オスナに2号ソロ、5回は3番・山田哲人の左翼線適時打に続いて4番・村上宗隆に右中間席中段へ飛び込む特大アーチを浴びた。

 昨年8月15日のヤクルト戦以来281日ぶりの一軍マウンドは、4回1/3(93球)を投げて被安打7、与四球3、失点6の内容。最速146キロを計測したストレートと宝刀・チェンジアップのコンビネーションなどで計6三振を奪ったが、最後はヤクルト打線に集中打を浴びる苦しいマウンドだった。

 今永は降板後、「良い球と悪い球がはっきりしていて、甘く入った球を打たれて、ランナーを出してからも粘ることが出来ず、逆転を許す投球になってしまいました」と自身の投球を振り返り、「次回登板では先発として、しっかりとゲームメイクできるようにしたいと思います」と悔しさを滲ませていた。

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