今シーズンのレアル・マドリードにとっては不遇の一年となった。コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）では早々に敗退し、チャンピオンズリーグ（CL）では準決勝で敗退を余儀なくされた。これにより、タイトル獲得の可能性はリーガ・エスパニョーラのみとなっていた。
最終節を2位で迎えたレアル・マドリードは22日にビジャレアルと対戦。先制を許したものの、87分にカリム・ベンゼマのゴールで追いつくと、アディショナルタイムにモドリッチが決勝点を挙げ、2−1で逆転勝利を収めた。しかし、首位アトレティコ・マドリードも勝利したため、優勝を逃し、この結果11年ぶりに無冠でシーズンを終えることになった。
レアル・マドリードでの今季全試合を終えたモドリッチは自身のInstagramを更新。「僕たちは最後まで戦ったがタイトルを獲得できなかった。受け入れることは難しいけど、来シーズンもすべてのタイトルを争うことが楽しみだね。立ち上がって、これまで以上に熱意を持って戻ってくる。応援してくれたマドリディスタの皆さん、本当にありがとう。このクラブとチームを誇りに思う。Hala Madrid!（マドリード万歳）」と心境をつづった。
9月で36歳を迎えるモドリッチはリーグ戦35試合に出場し、5ゴール3アシストを記録。衰えを知らない同選手は、EURO2020のクロアチア代表にも招集されており、活躍が期待されている。
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